この5年間で、勝手口ドアの取替え、窓の取替え、そして縁側のテラスサッシ2連窓の取り替えと非常に多くのお仕事を頂戴しました。
今回は型ガラスが鬱とおしいので透明の二重ガラスにとご注文を頂きました。
同じ二重ガラスならスペーシアを推奨しましたところ快諾して下さいました。
お家は築100年の旧家と言うお話しを伺っていましたが、軸組の部材が総て太く大きいので、もう100年でも持ちそうな気配を感じました。
またお客様のお住いの地区は歴史的にも由緒が古く、付近は南北朝の時代には楠木勢の城塞でもあり、
経済的にも古くから発達、江戸初期には八朔市に遠方からもたくさんの商人が集まり三日間に及ぶ露店市は近郷からの人々を大動員したようです。
(吉野の下市に少し似ている様な気がしました。)
2005/12施工
デジカメを忘れ、携帯電話での撮影です。
ご覧の写真は非常に解りにくいのですが、赤で丸くマークした部分にご注意下さい。
通常施工の場合は①のクレセント受け金物の左ま横に保護キャップがきますが、この位置に保護キャップがありますと、
誤ってクレセントで引っ掛けてしまい、保護キャップが脱落する可能性があります。
最悪の場合は真空が保てなくなる事が想定されましたのでスペーシアを180度回転させ保護キャップが②の安全な所に来る様に施工した状態です。
もちろんお客様の了解の下の事ですが、後のトラブルにならぬ様にと配慮の結果でした。
2006/1施工
本現場はガラス面から、凄く冷気が侵入していたとお客様が仰っておられ、以前から気にしてられました。
ご注文は店頭掲示のスペーシアのポスターをご覧になっての事とお話し下さいました。
ポスター1枚でも効果があるものだなと内心で感激。
スペーシアのガラス越しには眺めて気持ちが落ち着く坪庭があります。
拝見した瞬間、大きく枝振りも立派な五葉松に目を奪われましたが、やがて小さくも庭全体の雰囲気がとても良い感じでした。
室内の調度類も一般離れした上品な感じで、お客様のお話を伺いながら、
この様な静かで落ち着いた住空間を自分の住まいでもいつの日にかは創造してみたいとついつい夢を描いてしまいました。
2006/1施工
本現場もデシカメ忘れ。
もうすぐそこに海があって、その向こうに関西空港がありました。
2005/09施工
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