スペーシアをご紹介頂きました。

3日前、以前にスペーシアをお買い上げ下さった羽曳野市のお客様(S様)が再び当店にお客様をご紹介下さいました。
再びと申しますのは以前にもご紹介頂いた事があるのです。
他のガラス製品ではあまりご紹介頂くケースは少ないのですが、なぜか真空ガラス スペーシアは他に較べて多く感じますのは私の思い入れが強い余り、そういう風に感受しやすい事も影響しているのもあると思います。

さて、ご紹介先のお客様(K様)宅へ現調採寸へお伺い致しますと、10年余り前から真空構造で結露解消との新聞広告でスペーシアの事が気になって、しばらくその広告を切り抜いて保存していた事があると仰っておられました。
ところが、そのうちにスペーシアの事は忘れていたらしいのですが、S様と懇意にされている間柄で、ある日スペーシアの話題で当店の施工だと口コミ紹介頂きました。

振り返りますとご紹介下さったS様も平成16年に太子町のA様のご紹介からでした。
さらに冒頭で以前にもと、述べましたのは平成17年に大阪市内のT様をご紹介下さいました。
そうして前回のご紹介から、かれこれ8年になりますが、当店のスペーシア施工を気に入って頂きまして、幾年も経過しているにもかかわらずに今でもご紹介下さった事に感激致しましたのは言うまでもありません。

施工が終ってから、S様宅へお礼に参上しなければ天罰が当たります。それぼとうれしい事でした。

それぞれの過去の施工例
A様 http://www.hatadagls.com/spacia/sekorei/spacia_rei04.html
S様 http://www.hatadagls.com/spacia/sekorei/spacia_rei03.html
T様 http://www.hatadagls.com/spacia/sekorei/spacia_rei01.html
T様 http://www.hatadagls.com/bouon/inpurs+spacia.html

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案外知られていないヒートショック死

先日の当ブログ‘パッシブハウスと云う概念’で(有)松尾設計室の松尾先生の‘パッシブハウス’講演の内容に触れたが、その講演でも住宅のヒートショックによる全国の死者が17000人と交通事故死者が約5000人と話されていた。【2012年の全国の交通事故死者は4411人】
住宅内の断熱による温度差をなくす事が省エネだけの観点だけではなくて、温度に起因する病気や健康面での医療費がかなり掛かっている事実も説明されていた。
例えば断熱性能の悪い住宅で省エネルギーと称して冷暖房を辛抱の倹約で、健康被害に陥れば何をしているのか判らない。

断熱性を高めて真水で見た本当に少ない消費エネルギーでの冷暖房負荷は驚くほど低い。
比較すれば高断熱化による省エネ効果は2階全部の冷暖房に掛かる消費エネルギーが、高断熱前の一室分の消費エネルギーで済ます事が可能で、例えば2階の3部屋にはそれぞれエアコンがあったのに対し1台で済ませると仮定できるので、空調設備機器代金に掛かる投資もなくなるし、省エネ効果は一生続く。
これは概して1階にも当てはまる。
そうして考えると、外皮断熱に掛かる初期投資とその後に得られる快適性やエネルギー代金の抑制で浮いた金額を比較したならば時間経過と共に初期投資金額を凌ぐラインがあり、そのラインを越えた時まさに外皮断熱に掛かる初期投資が回収した事になり、その結果は誰がみてもわかるだろうし、高断熱にするに従い時間軸は縮小(元の消費エネルギーと断熱レベルの相関に因る)する。

私はスペーシアを販売するに当り、窓ガラスに関しては常々お客様にその様な時間軸と消費エネルギーの抑制効果を訴えているのは前述を踏まえての事である。(日本の既存住宅は窓の断熱が全く進んでいない実情から)

で、今回は仕入問屋経由で日本板硝子からの新聞切り抜きが廻ってきたので紹介したいと思う。
この記事の様に住宅内の温度差による死者がこれ程とは国民的な認知が低すぎると実感した。また死に至らずとも脳卒中等の神経障害による後遺症は深刻だと思うので、我々この業界からも広く周知しなければならない。

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昨年に当店が施工した例からも述べると、浴室窓を内窓追加で二重化しガラスは真空ガラスをセットしたので、浴室の温度低下はそれまでの単体窓からかなり室温の熱損失が抑えられている処から、その施工例のお客様宅はヒートショックによる事故率は下がっているのである。

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そうすれば、風が吹けば桶屋が儲かるの話ではないが、連鎖的にお客様への健康面の安全が少しでも担保できて、我々業界人も三つの社会貢献(低炭素化・エネルギー支出抑制・快適住空間)ができて、業界も売上げがアップして、消費税やら事業税等を納めてと、循環的には本当にメチャクチャ国策への寄与率は高いと自負できる。

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パッシブハウスと云う概念

パッシブハウスと云う概念

昨日、日本板硝子のひのまるチェーン関西部会の大交流会に出席した。
関西管轄でのスペーシアの販売で昨年下半期のトップ10が表彰されたが、当店はランキング外で残念だった。同年上期は4位にランクインしていたので、少し悔しさもある。

交流会の式次第ではランキング発表の後、国策で進めている住宅の省エネ基準が本年1月に公布されたのに続き10月には施行される。
施行はされるものの現行制度との併用(経過措置)の期間が置かれ、完全に移行するのは2015年4月からであるが、これまでの制度と大幅に変わるので新築現場担当での省エネ対応に掛かる業務負担は少なくない様相だ。

これまでの省エネルギーの地域区分がⅠ~Ⅵの区分だったのに対し、新しい区分では1~8になっていて区分表記もローマ数字からアラビア数字に改められた。
それで先日当ブログ(茶筅の里、生駒市高山でスペーシア割れ替え補修)で触れた生駒市の地域区分は是正されたのかと気になって、制度仕組みの説明をしている日本板硝子の社員に質問をぶつけてみた処、隣接の奈良市と同じ区分ではなく少し厳しいものなので余り変わらない結果となっている。
これは生駒問題と云われて久しいが、前の区分けした行政(或は権威の存在)が過ちを認めたがらない結果なのかも知れない。

14年ぶりの基準変更はこれまでの住宅の省エネステージとは全く異なり、住宅における一次エネルギー換算の消費量を家電・照明・換気・給湯・冷暖房等の合計をジュール熱で計算表記しなければならない上に住宅外皮(屋根”天井”・外壁”窓”・床)のすべてが熱損失制御の対象となっている。
なので、新築の省エネ基準はこの先、移行期間を経てこれまでの経験則無用のメチャクチャなハードル越えに挑まねばならないだろう。

さて、省エネ新基準に気を奪われたが、これは本当はスゴいと感じたのはその後の(有)松尾設計室の松尾先生の‘パッシブハウス’講演だった。
パッシブと云う言葉は何となく聞いてはいたが、概念の詳細はこれまで知らなかったので如何に私を含め日本人の省エネに対する徹底さが低いものかが知らしめられた。

要として車の燃費のような指標が住宅にはなかったので、住宅での省エネの指標を決めれば認知されやすいと云う話から始って、諸外国と日本の現状比較では国際的な水準からはほど遠く低いレベルの日本の住宅における省エネ率が示され、建築の投資効率で外皮断熱と日射熱取得が基本的にどれよりも優先させるべきとのことだった。

一般に省エネを推進するのは電気製品であったり住宅建材であったりするが、単にそれらを導入するだけでなく、本当に効率的に設備し或いは施工される前提で日射熱の取得と遮熱の使い分けで信じられないほどの省エネが達成される。
住宅外皮の熱貫流率を徹底的に抑え、特に窓は断熱では癌となっているため、断熱はもちろん日射熱の取得と遮熱の制御をはるかに向上させねばならないと云うことだった。

ドイツの先進的な例を紹介され、目からウロコの落ちる思いがしたが、日本でも出来なくはない。それは国民の努力次第である。努力しなければ国富がエネルギー輸入にドンドン喰われて、且つ健康的でない住宅に住まいして最後には貧すれば窮するに到る。

しかし、南面の窓における日射取得と日射遮熱ののバランス次第でおおかたのパッシブによる恩恵が左右される様である。もちろん東西も北も遮熱を必要とする。(?北が遮熱、夏至あたりでは夕日がかなり北西に廻るため)
南面の窓を遮熱にするのは愚の骨頂とまでアホ扱いされていたのが印象的で、これまで窓の年間熱収支を考えていた私の論理と一緒だったので、私がアホでないと証明された様な気がしてウレシイ。

また松尾先生はこうも言っておられた。
再生エネルギーの導入で省エネを相殺しようと云う考えは間違っていて、そう云う意識をもって省エネと称すると断熱や日射取得によるパッシブ性能をなおざりにされるので、省エネパッシブと別にしなければならないし、現実のEUではそうされているとも。

復習の意味でまだまだあるが、キリがないのでこの辺にしておこう眠いし。

今回の省エネに共通しそうなブログ内ページ
あまりたくさんメタンハイドレートが出ると(投稿日: 2012/12/12)
http://www.hatadagls.com/e-log/save-energy/333.html
家庭の省エネエキスパート制度(投稿日: 2012/11/13)
http://www.hatadagls.com/e-log/save-energy/84.html

少し視点が違うが。
視点を変えて、エネルギー国富とは(投稿日: 2013/01/20)
http://www.hatadagls.com/e-log/anna-konna/396.html

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だんだん通販で求めるのが主流になってる。

この5年ほどで通販で色々な物を購入する事がかなり多くなった。
下の写真はネット通販モノタロウの箱と取りだした中身はドアホン等の通信線だが、隣町のコメリに探しに行ったが置いてなかった。
と云って富田林のコメリ或いは橿原のビバホームか建デポに足を運ぶのも面倒臭いのでネットで、取り寄せる事にしたが3000円以上の購入だと運賃が掛からないので取り寄せるメリットを感じるし、この通販会社は比較的に良く利用するので月末に代金は自動引落しされるので便利。
でもそれはネット通販の世界、やはり便利さだけで見ていると高い物を掴んでしまうので、リサーチが欠かせない。
SANYO DIGITAL CAMERA

先日も建築金物を比較してみたがかなりの価格差で他の通販になった。
こうして、時間のある時はいいのだが、入荷に日にちが掛かるときはそうも言ってられないから、納期優先で取り寄せる。
だけどアマゾンあたりに出品している業者は送料無料が多いがどうして居るのだろうか?例えば900円の品が送料無料となると物品の中身を疑いたくなるが、そこはちゃんと事業所の所在が明かな販売なので余り不安はない。

上記の通販に較べて、個人の通販ではネットオークションにおいて質の悪いのが多い。
工業製品はそれほど人格を疑う様な粗悪な売り方はしないし、新品であるか新古品とか中古品あるいはジャンク品と明記されているのでそれぞれに応じて品定めはできる。
問題なのは生鮮食料のオークション出品者である。生鮮品を個人で出品している中には商道徳の観念が全くなっていない奴もいる。最初から勘違いを誘発の上でウッカリ入札させたり、送料無料としながら梱包材が異様に高価だったり、活け量目で乾燥後の量目はメチャクチャだったりする。
確かに出品内容をよく読めば、騙してはいないがそんな言い回しでいいの?って表記してあったりするので、思い込みが先行すると落とし穴になるから、商品説明への注意が必要。
食味保証とか書かれても個人の食味に関わる内容は出品者の感覚概念なので、落札者の感覚が違えばもうアウトになる。

と、色々な物をネット通販を通じて取り寄せるが、多い日には4~5回も宅配される。しかも同じ宅配業者が何度も来たりするが、これは私だけでなく妻や子供達がそれぞれに注文した結果、集中した日に届く事になる。

振り返ってみれば、パソコンなんかは店頭で求めたのは平成10年が最後で、以降はすべてネットで取り寄せている。20年以上の昔はパソコンと言えば大阪の日本橋まで出向かなければ自分に合ったものは入手できなかったのだが、現在では日本橋がどうなっているのか知るべくもない。

最後に私自身が注意し、お客様に誤解がない様に販売しなければならないのは当店がネット上で集客している真空ガラス スペーシアであるが、本当に㎡の単位とか寸法の単位とかを明確にしているつもりでも業界は㎜寸法が優先、けれども相対的にお客様は㎝寸法が優先されているように思う。
すると面積も矩形寸法も先ずお客様にご理解いただける様に努力はするのだが、女性のお客様に㎡(平方メートル・平米)が感覚的にご存知ない方もおられるため、畳1枚の大きさとか身近なものの大きさを引用しなければならなくなる。
どのみち誤解がない様に最大限の努力義務は販売する私にあるので、これからも怠ることなく精進することになる。

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茶筅の里、生駒市高山でスペーシア割れ替え補修

初めて住宅エコポイントの導入された平成22年に主だった部屋でスペーシアへの取替えさせて頂いたお客様宅で真空ガラス スペーシアが割れたため、昨日取替に行ってきました。
付近は茶筅の産地で各所に工房がありましたので、記念に原材料の竹を乾燥させいてる風景をカメラに収めました。
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スペーシアが割れた原因はお子様が椅子から落ちた拍子に頭がスペーシアにぶつかって割れたそうですが、ケガがなくて本当になによりでした。
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以前に工事させて頂いてからもう3年になります。
当時、一歳くらいの可愛い女の子の人見知りが激しくて、作業している私達の顔を見ては大泣きされて、本当にお願いだから泣かないでと心から思っていた事を奥様にお話ししていましたら、いまは4歳に成長されて頭をぶつけた当人が来まして、奥様が抱き上げましたがまだ少し恥ずかしいのか、お顔を合せてくれませんでした。
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そう云えば、生駒市は国が定めた省エネルギー区分でⅢ地域になっていますが、これは生駒山の山頂気候が基準になっているとかで問題になっています。(本当は1ランク緩和のⅣ地域の指定が妥当だとの意見が圧倒的で、私も絶対に国のお役人様の見解が誤りだと確信してます。)
その実態と乖離した行政の見解のため、当時せっかくの住宅エコポイントがガラスの取替えだけでは対象になりませんでした。
始ったばかりの住宅エコポイントに当店もお客様も期待を寄せましたが、結局ダメな事が確定し、なんだかガックシしたのはお客様だけでなく当店も同様でした。

しかもその期間中に本現場も含め3件がスペーシア取替えが生駒市でありましたので、本当にそれぞれのお客様が失意されておられましたが、当店としましても役所の制度でしたので為す術もなく工事致しました事は本当に心苦しい場面でした。

3年前の施工例はhttps://www.hatadagls.com/spacia/sekorei/spacia_rei24.html

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設備認定を取得できたが、すぐに軽微な変更をした

先月25日に資源エネルギー庁の再生エネ固定買取りページhttp://www.enecho.meti.go.jp/で、事業用太陽光発電の設備認定を申請していたが、去る2月1日に認定/不認定のお知らせメールが届いたので確認すると閲覧ページの認定済 設備情報一覧に掲示されていた。

申請時は1枚のパネル出力が190Wのものであったが、2月になると250Wが発売されると聞くのだが、新しい情報が少ない事もあって190Wで申請していたところ予想外に早く認定されたので、まちがっていた箇所の訂正と出力変更とパネル型式変更を、これは軽微な変更で済ませようと、早速申請の変更をしてみた。

パネル設備の合計出力とパワコンの合計出力のどちらか値の小さい方で申請しなければならない。新しいパネルは49枚構成で合計出力は12.25Kwだが2台のパワコンの合計出力は11Kwであるから、出力は11Kwに変更した。
軽微な変更だから2~3日で再認定される見込みだ。

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話は変わるが、
リクシルのパネルはサンテックパワー製品ときいている。(誤認だったら謝りますので正解を乞う)

2006年にサンテックパワーに買収された会社は、日本の中堅太陽電池メーカーでは老舗のMSKという会社だったらしい。ところが買収後に閉鎖された福岡工場を従業員が買い取って、太陽電池メーカーYOCASOL(ヨカソル)を設立したのだそうだ。しかし昨今のパネル値崩れで立ち行かなくなり昨年11月29日に民事再生法の適用を申請となったらしい。
サンテックパワーは中国で太陽電池生産量が世界最大のパネルメーカーとなったが、日本の技術を会社ごと買収して、残された福岡工場は培われた技術を捨てるのも辛く前述の事になったと今日Webで知った。

今、日本ではこれまでにない太陽光発電の需要だが、その昔まだ市場性が確立していない時代に技術を作り上げていった人々がグローバルな波にサーフィンできなかった事はチョットさびしい。

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三協立山アルミから屋外ロールスクリーン「ラクシェード」新発売

三協立山アルミは、窓の外側に取り付け、日射熱を遮る巻き上げ式のロールスクリーンを2月1日に発売したらしい。直射日光を和らげて窓を通して侵入する夏の日射熱による室内の温度上昇を抑えて、冷房の負荷を軽減し消費電力を削減する。商品名はラクシェードと云い複層ガラスとラクシェードとの組み合わせによって日射熱を最大80%カットすることも可能でシミュレーションでは最大効果で冷房電力量が3割以上削減とか。

いずれ三協立山アルミのリフォームパック一新助家等を介して我々販売店にも詳細が示されると思うが、屋外での使用でしかも紫外線をモロに浴びる製品なのに性能面だけを全面に出しているが耐候性や防汚性と云ったメンテナンスに掛かる面は不明であるのが情報として寂しい思いがする。
だが窓越しの日光直射熱による冷房負荷は確実に下がる製品で自宅にも採用したくなる。

情報源によると、グレー、ライトグレー、グリーンの3色があり、日射遮へい効果はグリーンが最大の効果であるらしい。
幅77~200cm、高さ60~252cmの品揃えで、壁付けと枠付けなどのタイプ。
価格はいずれ定価表がまわってくるだろう。

この製品は私個人の見解で云うと、このブログで 昨年11/19のhttp://www.hatadagls.com/e-log/save-energy/168.htmlに紹介したセイキ社のサングッドⅡの相手先ブランドでの販売ではないかと思う。
同社は古くからプリーツ網戸等を三協アルミに提供している事からその可能性が非常に高い。
両社の長い繋がりの関係から見て製品としては信頼できる物と考える。

▼▼▼三協アルミの商品発表ホームページは
http://alumi.st-grp.co.jp/news/2013news/hk20130130.html

話は変わるが、そう云えば同業界の建材メーカーでも膨張主義で何でもかんでもグループ化して巨大化したメーカーもあるがそのメーカー品で過去にトンでもなく耐候性の悪い玄関用の蛇腹式網戸があって、便利そうなので積極的に販売した結果は3年経過して耐侯性不良のクレームでお客様から、こんなもん二度と要らんわいと怒られた。
エンドユーザーは製造者よりもそんな不良な製品を販売した者に怒りをぶつけて信頼性を損なう。
その巨大メーカーがこれまた過去にブラインドも発売していたが、これも操作ヒモや糸に劣化がみられた。
名指しは避けるがもっと耐候性のいいものを提供して欲しいと、当時はそのメーカー品に強く抗議したが、今は改善されているのだろうか?巨大メーカーのそれらの製品にアレルギーを持っているのは事実。

全部が悪いわけではないが過去のイヤな思いは引きずりますな。いつまでも。

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次世代の自動車はEVかと思いきや流れは変わる?

 このところ、電気自動車(EV)に気を向けて開発動向などを見ていたが、3・11地震でエネルギーの供給~消費までの流れと意識が社会的に水面下で変化している様子だ。

 私も一昨年あたりはEVがいいなと思っていた。それは夜間の非常に安い電力(関電ぱっびータイム契約)を充電しておいて昼間の走行だけでなく、EVから家庭の電力に使えば昼間の高い電気が夜間の価格で使えると思っていた。前提が原発依存の電力供給でピーク電力の平準化に役立つので、原発の是非とは別にそれは良い考えだと思っていたのです。

 ところが社会では3・11後、現実に原発が止って今の電力は殆どが火力発電でまかなってるから発電に必要な天然ガス・原油・石炭は総て輸入頼み、しかも昨年のその費用が3兆円余りと聞くと、原発代替だけでこれ程燃料代がこれ程も国富を流出させているとは知らなかった。本当に日本人はこの事実を真剣に考えないといけないと思う。

 それで先月01/20にこのブログでも省エネでの日本の技術ポテンシャルについてすこし書いたが、今回は観点を自動車の側から見てみた。すると冒頭に述べた様にどうも自動車の流れはEV一辺倒でもなく、有力メーカーはむしろ水素利用の燃料電池の自動車(FCV)の方にもかなり傾注している様子だった。
ある人は「電力を水素にして貯めればコストは劇的に安くなる。例えば、NAS電池と比べて10分の1で済みそうだ」と言う。

 自動車の話題から外れるが、風力や日照など再生エネルギーはどうしても発電が偏る。しかし、水素に変えて貯蔵すれば偏った出力バランスが平準化できるし、コストが蓄電に較べ劇的に安価ならば魅力がある。

 また再生エネではないが都市ガスを改質処理して使う家庭用燃料電池「エネファーム」なども既に1月17日新型のものが発表されたという。これはどこの国も真似できない高効率の家庭用製品で、因みに投入したガスに含まれるエネルギーで電力や熱として利用できる割合を示す総合効率は95%と、トンでもない効率でスゴい値になっている。(東京ガスとパナソニックの共同開発でしかもコスト工夫で現行品より75万円も値下げして販売するらしい)

 こうして俯瞰してみると、どうも再生エネと水素のコラボレーションが見えてくる。再生エネでなくとも現在の化石燃料のナマ焚き発電に変り、化石燃料を改質してもっと高効率な発電所に生まれ変わるだろう。今はそれぞれの技術は蕾だがやがて10年も経つと開花する。
既にスタートしている宮古市のプロジェクトでは「再生可能エネルギーと水素社会をつなぐ初の試みであり、水素社会の成否を握る試金石。何が何でも成功させたい」なのだそうだ。
 
そして、そう云った技術の世界最先端にトヨタのFCVがあるのだという。もう最先端技術が自動車向けだけではない事を周辺から窺い知る事ができて、それが見事にこの国のエネルギー事情を一変させる可能性を感じとって、またワクワクしている。

このワクワク話は日経ビジネス 2012年12月3日号の-トヨタ燃料電池車が拓く復興-を読んでの事。

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使ってみてその性能に驚き、脱衣室も真空ガラス追加工事

サッシ取替のページで紹介させて頂いたお客様宅へ追加でスペーシア取替に昨日訪問しました。
http://www.hatadagls.com/alumistusi/torikae/torikae_rei_11.html でスペーシアの追加を頂きまして脱衣室の窓を取り替えました。年が明けて15日頃のメーカーオーダーだったのですが、いつもより少し納期が掛かっている様子で丸二週間の経過後、やっと入荷したのです。

さて河南町の大きな住宅地にある現場に到着後、取り替える作業中にその後の室内環境等の変化についてお聞きしました。
以前の工事中に天井付近に暖気が滞留していますのでサーキュレーターで暖気の対流をされるともっと足元が暖かくなりますと申し上げておいたのですが、お客様は早速サーキュレータをお求めになり設置されたようで、その効果たるやお客様もビックリされていました。
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サッシ取替の最終日に暖気の高止まりが判明しましたが、スペーシアに取り替える事によりガラス面でのコールドドラフトがなくなり窓付近で発生していた対流がなくなって天井付近に暖気が溜まったようです。

灯油ストーブは気化式のファンヒーターではなく自然対流式のストーブの上にやかんを乗せてお湯を沸かせるタイプでした。比較的広く10畳くらいのリビングでしたがストーブがファンタイプでないためか、お部屋の空気が移動しなかったようで、そのサーキュレータを導入した途端に天井にあった暖気が環流したため、スペーシアに取り替える前の感覚でストーブを焚くと暑くなりすぎてしばらく消火しなければならないほど暖かいと仰っておられました。

そう云ったお客様の生々しい実体験をお聞きしまして、ケースバイケースでそれぞれの環境を良く注意しなければ、ストーブのタイプによってもスペーシアの性能の現れ方が違うものだなとつくづく感じました。
SANYO DIGITAL CAMERA
その様子をお聞きしながら真空ガラスの障子への取替で、作業の手よりもお聞きする耳に意識が集中していたのでしょうか?1枚のスペーシアで裏と表面を逆に組み込んでしまいやり直し。でもイイお話しを聞かせて頂きました。

結露につきましてもその効果に感心されていましたが、冷え込みのきつい朝などはアルミ障子に熱が引っ張られるのかスペーシアの下辺りのみ1センチくらい結露と言うほどでなく曇りが見られましたがカーテンを閉めておられた影響も少しあると感じました。
(ガラス面とカーテンの間が閉鎖空間になるため室温より低くなりやすいので湿気が飽和しやすい)
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吉野で出力12.25Kwの太陽光発電事業

私の実家で太陽光発電の計画があることを幾度かこのブログで述べてきたが、当初計画は出力10.64Kwだった。
ところがリクシルエナジーはこの2月から出力の高いパネルを出荷するという事で、再度検討すると屋根面積に無理なく出力12.25Kwの発電パネルを搭載できそうである。
因みに新しく発売される発電パネルはそれまでの1枚出力190Wから250Wへと大幅に向上しているのでありがたい。
詳しくはhttp://www.biz-lixil.com/goodliving/web/1301/solarrack/

当初は実家の意向で京セラでの計画だったが、計画の内容を聞こうともせずにできないと京セラが突っぱねたので止めた。
話を聞こうともしないメーカーはNGであるので、今後は原則的に京セラのソーラーは取扱う事はないし、京セラの施工IDは捨てる。

しかし、20年前にええ加減な手法で私が建てた物置小屋の屋根に1トン以上のパネル設備が搭載されるので屋根の全面改修が必要である。しかも2年前には30センチもの積雪があった(記憶ではそれまでの積雪は25センチが最高)のでパネル+積雪の合計重量を勘案するとに傾斜が余り取れないので積雪40㎝くらいまで見込んでおいた方がいいかも知れない。

下の写真は平成22年大晦日から積もりだした雪は年の瀬を挟んで翌る日の元旦午後に撮影したもので、姪っ子と私ははしゃいで雪下ろしの様子。
YoshinoOoyuki

屋根面積が丁度100㎡であるので新雪が積もると.....。
太平洋側になるためサラサラの雪ではなく積雪はぼた雪と相場が決まっているので、1立方メートル見当100㎏とすれば、積雪40㎝では40㎏/㎡くらいかと思うが、プラス太陽パネルの総重量が1183㎏が加算される。
パネルは単位面積あたり12㎏/㎡くらいなので合計52㎏/㎡くらいを見れば良いだろう。
実際にはパネル面積は100㎡もなく82㎡なのだが、単純に100㎡として5.2トンの積載になる。

平成24年度中に設備認定と関電受付を済ますと来年度の電気買取り価格の低下を避けられるので、がんばっている最中だが政権が変わるとこういう制度も変わるのでやりにくい。昨年のウワサでは3年くらい継続とかだったが、それは政権が変わらない前提だったからなのだろう。
経済の立て直しも大事だけど、再生エネへの取り組みをトーンダウンしないで欲しいと強く思うこのごろである。

ところで今度、太陽光発の公的試験があるので受けてみようと思い、受験を申し込んだのは一般社団法人 太陽光発電協会が行なう試験だが、勉強がまったくできていないので合格の見込みは限りなく低い。
写真はその協会から取り寄せたテキスト。
PV-Text

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