充電池が急速に進化中

日経の情報誌、日経エレクトロニクス7月号に「到来! 蓄電池社会」そしてシンギュラリティーは時間の問題と表紙にあった。
やっと待望の時代になりそうな気配が本当にうれしく、そこには節電と真逆の社会が述べられている。
もちろん現在の節電は二酸化炭素排出といった問題があっての事だが、再生エネルギーの電力となると話は別である。
経済産業省もいつ頃に到来するかと云った議論が出ているらしい。
蓄電池社会挿絵

これが現実化すると再生エネルギーの偏った発電量を平準化でき、元々発電に掛かる燃料が不要なので将来すごく電気代が安くなる。
EV(電気自動車)の電池開発に世界中が鎬を削っているので、充電池の進化は10年前倒しだとかの表現が使われるほど急速になっている。
例えばEVが普及するだけでもかなり発電量を平準化できるだろうし、またスマート社会を目指し電力の配分の在り方が変わり地産地消を含め現在より遙かに優れたシステムになって居るだろう。
そうなるとAIやIoTなどと連携化されムダのない配電が実現するし、発電所の分散化に繋がり仮想発電所が多数出現するのだという。
また太陽光発電の19年問題も少なからず家庭用蓄電池の弾みになっているが、それは2019年に家庭用の余剰電力を高額で買い取り期間が終了するからである。
自宅に設置のそれも現在1Kw/h当たり48円の買い取りが来年で終わるので問題であるが、バタバタ導入しなくても3年ほど待つとコンパクトでもっとコスパの良いのが市中投入されるであろう。
その間の余剰電力は買い取られなかったら勿体ないのであるが...。

先日、コアドリルのモバイル給水を紹介したがそういう事が可能になったのは充電池の容量が大きく安くなったからである。
充電工具など普段使っている身近なところでも僅か2~3年で変化を続けているが実感。
ドローンなどの普及も高性能電池の開発があっての事で、そのうちエンジンバイクも電化されそうな気配を感じるし、先日マキタの18V充電チェンソーを36Vに買い換えたが、これも従来ならエンジンでの出力なのが充電池によって実現されている。
そうやって少しずつながら高容量の充電池がもたらす内燃機関から電化へのシフトは既にEVやドローンだけではなく身の回りに浸透し始めている。

spaciadesuyan の紹介

2012年11月開設のこのブログ主は1955年生まれのオッちゃんです。 1999年から続いている当店のWebページはhttp://www.hatadagls.com/で HTMLとPHPの併用ですべて自身で編集していますが、ホームページ運営も時代の変化について行けず そのため今じゃ陳腐化が否めません。 ブログは2004年以来の事で、当時は簡易なブログを開設したのですが、 連日多量のスパムリンクの書込みに閉口して、約半月で閉鎖以来ブログから遠ざかっていました。 取得した公的資格は、二級ガラス技能士・バルコニー施工・第二種電気工事士・PV施工技術者認定・家庭の省エネエキスパート・ガス機器設置スペシャリスト・足場の組み立て等作業主任者等、メーカー認定は真空ガラス スペーシア(日本板硝子)・窓シャッター電動化(ソムフィ)・SR工法工事士(三協立山アルミ)・ソーラー施工士(リクシルエナジー)その他等々、です。 趣味はガラスサンドブラストやレーザーマシンによる加工などがあります。 因みに創業は1982年9月で、かれこれ30年を越えました。
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