湿式で給水しながらの穴開けになりますが、今回現場で給水の電源リモコン化と充電池にした物を初めて使います。
それまでの試行錯誤の給水システム製作過程も記録として残したくアップしました。
上の画像はこの春に試作の給水ポンプ用の電源変換器とリモコンスイッチでマキタ18V充電池から12Vに変圧してます。
アルミ放熱板の方が変圧器でブルーのLEDが点灯しているのが無線リモコンの基板、手前が送信機で離れた場所からコントロールできます。
マキタの充電工具用18V充電池をセットする部分で逆接できない様にストッパーを付けてあります。
一度逆接して変圧器を一瞬でお釈迦にしてしまったので、逆接対策にシリコンダイオードを使うか迷ったのですがストッパーを付ける事にしました。
小型の12V水中ポンプこれまでは100Vのバスポンプを使っていたのですが、コードの取り回しが邪魔で電源もモバイル化した訳です。
組み合わせた機器で水中ポンプの試運転、消費電力が非常に少ないので高容量の電池パックなら連続12時間以上は楽に動作します。
下の写真は現場撮影のもので4ヶ月前にリモコン動作ポンプを作ったものの出番がなく永らく待機していましたが、やっと本番です。
水中ポンプの電源モバイル化もスイッチの無線リモコン化も確実に動作しています。
写真のコアドリルはミヤナガ製のポリクリックでダイヤモンドコアのランニングコストが高くつくのが難点です。
今回はもう一台据え置き型の物も使用しました。据え置き型のコアはコストパフォーマンスに優れて焼結ダイヤのチップも大きく、また本体モーターもトルクがあって穴開けは楽です。
今回4ヶ処の穴開けですがミヤナガのポリクリックでも使用したのは据え置き型でなかなか空かないのでミヤナガのものでも試したのですが固くて同じくなかなか空かないので再び据え置き型で200㎜迄空けました。
モバイル化した変圧器です。18Vの充電池は6~7個は所持していますので使い回しに便利ですが、工具が殆どマキタ製になってしまいました。
取り出したコアの残滓、先の説明で余りにも途中から切れずに進まないのでコアをミヤナガに変えたり、また据え置き型に戻したりとして開けた穴から取り出したものです。
表面は固い鉄平石で、鉄平石を突破すればコンクリートなので切削は早く進みますが、ご覧のようにその下に御影石があったのです。
これは道理でコンクリートのように行かないのは当たり前でした。