不審者の窓からの侵入をガード、割れても安全な防犯ガラス
南河内郡美原町の某小学校で生徒の身体安全の為、校舎窓ガラスをセキュオに取替えることになりました。
当店はゼネコンの下請けでガラス工事を担当しましたが施工面積が多く、500余枚のガラス取替えとシーリングの作業に日数を要しました。
一つの現場でこれ程まとまった量のセキュオを施工するのは当店では初めての事です。
取り替えの目的は合わせガラスの特性である紫外線カットや飛散防止で人体へのダメージを低く抑えるとの事などらしいです。
上の写真は工事最終日、ゼネコンの現場監督が出す指示に傾聴するガラス施工の職人さん達。
材料のセキュオ30もガラスパレットのまま現場搬入。
意外なほど寸法の違う物が多く、寸法確認も現場では重要な作業です。
ガラスの取替え工事は新築の2倍以上の施工手間が掛かります。
先ず元のシーリングをカットして除去~障子を分解してガラスを撤去~障子に残ったシーリング材を除去~
障子に新しいガラスをセット~ガラス支持のため両面テープ養生してシーリング材を充填。
仕上がりです。
シーリング施工の延長も合計2730m余りに及びました。
作業中の写真ですが、実は授業中です。
関係者以外はバリケード内に立ち入り禁止の措置を取りました。
しかし、休み時間になりますと下の写真の如くかわいい生徒達が大挙してローカに出て来ます。
授業の休み時間は職人の意識はガラスよりも後ろにいる生徒に向けられ危険回避に努めますが、なにぶん小学生ですから色々と気を遣った様です。
アルミのサッシだけでは無くスチールドアのガラスも取替えですが、ガラスの支持がパテであった為、 電動ケレンでセメントの様に固いパテをはつり取ります。結構、手間暇の掛かる作業です。
上の写真のように校舎の窓がセキュオでずらりと埋め尽くされました。これでガラスが割れても安全です。
またセキュオには紫外線カット率が99%以上ありますので直射日光による日焼けも軽減します。
現場は平成16年11月末に完工しました。