グリッド・パリティの事を書いて夜が明けると朝日新聞の朝刊に関電管内の再生エネの申請状況が掲載されていた。
合計で56万KWの出力になるらしいが、大飯原発の中の1基の約半分にも満たない程度の出力のようで、関電の総発電量約3500万KWに対して僅か1.6%と値が小さすぎる。
出力の不安定な再生エネと云うが、もっと比率を上げて電力会社も需要家も蓄電との併用で再生エネの安定化を目指さなければいけないと思う。
国内電力会社の中でも原発依存度の高すぎる関電には自らの再生エネ設置と買い取りを重点的にもっと頑張ってほしいところだ。
しかし、実家のある大淀で比較的大規模な太陽光発電システムが計画されていた事は初めて知った。
国内でこうして普遍的に自然エネルギーの活用が進んでいるのは日本の資源エネルギーから見ると本当に望ましい事である。
福島の海上浮体式で一機7MWの風力予定が首尾よく進めば、将来的にはこの国のエネルギー革命といってよいほど革新的な事に繋がって行く。
省エネルギーでは10年以上前から真空ガラスのように優れた製品を創出する能力があって世界のトップランナーなのに自然エネルギーの活用は遅れている。
将来のエネルギー事情は省エネと再生エネが要となる日本。