仕入れ先を通じてスペーシアの結露開始温度のカタログとイラストの相違について
連絡があったので、記録しておく。
昨日の私の見解http://www.hatadagls.com/e-log/?p=272.htmlは
STの時代は-23でSTⅡになってから-25になったと解釈していたが、どうもSTの時代から-23のままのようである。メーカーはカタログの記載値の誤謬をこの9月からそれまで-25であったものを-23に訂正しているとの事であった。
ホームページのスペーシア紹介http://www.hatadagls.com/spacia/spacia.htmlの温度計画像もそれまでの-25を-23に訂正しなおした。
https://www.hatadagls.com/spacia/keturo_temp.jpg画像である。
しかし、これはスペーシアがSTⅡになってから、ずーっと間違っていた事になる。
知らない事とは言えども余り宜しくない。
性能が温度表記に表われるので、こだわる人は少しでもスペーシアにおける露点温度が外部気温と室内温湿度に関係するため室内面のガラス面の露点が低い方が喜ばれるであろう。
私なんかは-20度より低い外気温を引き合いに出すよりも室内の環境湿度と温度との関係を重要視したいけどね。
湿度と露点の関係が解れば、結露対策でスペーシアクールはお奨めしにくい、元来の目的が遮熱のため年間の熱収支ではスペーシアの方が良さそうであるから。
但し、結露については環境湿度と温度関係だが、断熱で省エネとなるとスペーシアクールの-31度・熱貫流率W/㎡Kが1.2の方が良い事は言うまでもない。
メーカーのイラストが間違っていると解釈したため温度イラストの-25を-23に戻しておいて、真空ガラスクリアフィットは少し味気なかったので化粧したままにしておく。
またメーカーのWebページの表現とカタログの表現をここに紹介しておく。
注意が必要なのはスペーシアだけでなくスペーシアクールでもWebページの方が正しい事である
