ドリルビット研磨機が入荷

鉄工用のドリルビット刃先を再研磨して切れなくなったドリルビットを再生するマシンが届いた。
梱包外装には誇らしげに”新品の切れ味”と謳ってはいるが、実力はどうか?

切れの悪いドリルビットで頑張っているが、アルミだから多少は切れ味が悪くても穴は空く、自分でヘタクソに研いでも切れるのだが、現場で切れなくなったときにダイヤモンドヤスリで研ぎ出す程度である。

ドリル穿孔でもっとも困るのが対象金属の裏にコンクリートがある場合だ。この場合では金属用のドリルビットは100%刃が切れなくなる。
厄介な作業であるが、ある程度までつまり金属に穴が空かない程度までドリルで金属肉厚を薄くして切っ先がコンクリートに切迫した時点で、ドリルビットを金属用からコンクリート用に取り替えてそれからはコンクリートの穴あけになる。
ところが、注意していても金属を突破してドリルビットがコンクリートに接触して傷めてしまうのである。

これからは切れ味が落ちて仕事場に滞蔵したのをすべて研ぎ直して、切れの良いドリルビットを常にトラックに携帯できる。

以前、刃物研ぎを職業にしていた窓職人はコンクリート用のドリルビットを鋭利な刃先に研ぎ出して金属とコンクリートを一発で穿孔していたが、それも2回くらいで今度は金属が切れなくなる。つまり2ヶ所の穴あけで研ぎ直しとなるのである。
まぁ、どちらにしてもドリルビットは研がなければならないので、コンクリート用のものを何回も研ぎ出すと超硬チップがなくなってしまうので、私はドリル軸がなくなるまで研ぎ出せる金属用のものを研ぐようにしている。ドリルビット研磨機
手で研ぐ場合細い錐にはシンニング加工が難しいが本機はシンニング研磨可能なので、それも購入動機の一つだった。
いずれにせよ、一度使ってからまた評価したい。

spaciadesuyan の紹介

2012年11月開設のこのブログ主は1955年生まれのオッちゃんです。 1999年から続いている当店のWebページはhttp://www.hatadagls.com/で HTMLとPHPの併用ですべて自身で編集していますが、ホームページ運営も時代の変化について行けず そのため今じゃ陳腐化が否めません。 ブログは2004年以来の事で、当時は簡易なブログを開設したのですが、 連日多量のスパムリンクの書込みに閉口して、約半月で閉鎖以来ブログから遠ざかっていました。 取得した公的資格は、二級ガラス技能士・バルコニー施工・第二種電気工事士・PV施工技術者認定・家庭の省エネエキスパート・ガス機器設置スペシャリスト・足場の組み立て等作業主任者等、メーカー認定は真空ガラス スペーシア(日本板硝子)・窓シャッター電動化(ソムフィ)・SR工法工事士(三協立山アルミ)・ソーラー施工士(リクシルエナジー)その他等々、です。 趣味はガラスサンドブラストやレーザーマシンによる加工などがあります。 因みに創業は1982年9月で、かれこれ30年を越えました。
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