サーモグラフィで外皮温度を視覚化

サーモグラフィを導入しました。
【FLIR(フリアー)】コンパクトサーモグラフィカメラ C2 と言う製品で、ポケットにおさまるパワフルなサーモグラフィカメラです。
アメリカのメーカーでサーモグラフィと言えばFLIRしか知りませんし、専業メーカーのようです。
最近はスマホの画面に映し出される製品もあるようですが、ウーン何となく性能が軽い感覚になるので専用機器の方が良いようにも思うのは私だけだろうか?
性能を左右するのは撮像素子でCMOSなんかが大変進化している様です。
中でもサーモグラフィは面積マトリックスの格子一つ一つで温度計測するものですから撮像素子面積が広がれば広がるほど高価な装置になります。
今回の製品は税込10万弱で入手しましたが、同社製品で税込7万チョイくらいのが最低価格の製品としてあり、それは従来品を値下げした模様かな?でも握りバーがあって図体の割りに画面が小さく、やはり今回のタッチパル式が気に入りました。
私が導入したこの製品は画面タッチパネルの方式ですから、かなりコンパクトでそのわりに画面もそこそこの大きさがありますので見やすいです。

サーモグラフィ (7)

この冬一番のしかも数十年振りの強烈な寒波で、なんと奄美大島では115年振りの平地ミゾレで高所では雪だったとかの寒い日に撮影しました。
上の写真では画面の最も高温な場所が21°Cで最も低いところが-2°と表示されています。
21°Cはベルトサンダーのモーター廃熱か体温で、-2°は外気に面したアルミ建具の左下付近ですが、外はもう少し気温が低いかも知れません。
但しアルミは熱伝導が凄く良いのでその差は1°Cもないかもしれない。
ジェットヒーターで暖を取るのですが夜9時頃は寒いです。

サーモグラフィ (12)

さすがにジェットヒーターの吹き出し付近は180°Cの表示がありますが、本当はもっと高いはずで、それ以上は計測しないのでしょう。
ジェットヒーターの奥は板ガラスの収納部分で、画像の真ん中に丸い円形の囲いの部分が収納の下部温度1.5°Cの値が画面左上に表示されています。
また最も低いところは表面温度-0.9°Cと屋内なのに信じられないくらい気温が低い日でした。
これはジェットヒーターに点火して10分くらいしか経過していないので、質量のあるガラスとか鉄骨なんかはすぐに暖まらないからでしょう。

サーモグラフィ (2)

この時間に板ガラスのコバ磨きをしているのは、私の息子です。遠方から私の弟が明日使うので急遽、こしらえて欲しいとの事での作業です。
加工している板ガラスは研磨される摩擦熱で建具のガラスとの温度差が大きくなっています。

これで断熱工事の際、どこから熱が逃げているか一目瞭然となりますし、雨漏りやなんかにもその温度差が現れますから使えそうです。
真空ガラス スペーシアの施工前と施工後のガラス表面温度がお客様にもよく理解していただけるでしょう。

カテゴリー: 機械工具 | タグ: , , | コメントは受け付けていません。

パソコンのメモリ換装

パソコンの筐体を開けるのは三年ぶりだろうか?
10年ほど前までは自作したり、ハードディスクをPCのフロントベイで差し替えたりと色々いじくっていたがこの8~9年くらいはそういう事が面倒で完成品のパソコンを買って済ませていた。
パソコン部品を使い回そうと保管しておいても、時代の変遷で陳腐化して使えない部品が続出したためそれらは処分するしかなかった。
そんな事があって以来、パソコンの中をいじくることがなくなっていた。
今回、メモリ不足のアラームが画面上に発生する事、3~4日に一回程度あるので気になって換装する事にした。

CIMG0526

上の写真で横に黄色の線が見えるのが新しくしたメモリ。
古いのは2枚で8ギガだったのを今度は2倍の容量になって2枚で16ギガなので、先ずメモリ不足は起こさないだろう。
メモリスロットは4つあるので、増設にして計24ギガでの使用も考えたが相性が悪ければいけないので、取替だけにした。
ミドルタワーの躯体はやはり狭くてメモリの差し替えを行うのに邪魔になりそうなHDDを脱着しなければならないかと思ったが、狭いながらもメモリを潜らせて所定のスロットに差し込めた。
それはもちろん先のメモリが取り外せたからですが。
Win10ではメモリチェック機能があるので終了前にチェックの設定して電源を切り、再び電源投入してOS起動前の自動チェックでエラーは見つからず一安心。

CIMG0530

上の写真で奥の丸い部品から右手前を経て大きくカーブして左側のラジエターに接続されているのが水冷のゴム配管、放熱のラジエターは初めて見るのですが、自動車のそれに似ていますね。
奥の丸い部品はCPUでコアは8個のスグレモノ。

CIMG0527

筐体を開けると凄いホコリで掃除機とエアダスターの出番、深緑の工具はエアダスターこれで隅々まで綺麗にホコリがなくなります。

CIMG0528

写真の撮りついでにSSDの位置も確認して撮影、右側のファンの手前に小判鮫のように小さく上のハードディスクドライブからぶら下がっているのがSSDと言うメモリ型の記憶装置で容量は128ギガ、これは読み書き速度が速いのでハードディスクドライブの代わりにOSシステムやアプリケーションをインストール、起動はメチャ速く満足。
このパソコンを買ったのは一昨年なので、当時から比べるとSSDは価格が下がり、メモリは高騰している感がある。
OSシステムはこの秋にWin7からWin10にバージョンアップしたので、Win7の時よりシステムの記憶領域が大きくなっている。
今のところ使用領域58ギガに比べ空き領域は70ギガと、空きにはまだ余裕あるがアプリケーション肥大化すればいずれ256ギガSSDへの換装も考えねばなるまい。

カテゴリー: あんな事、こんな事 | コメントは受け付けていません。

PHP誌に取引先の会長が.....立派なお方です。

本年7月号のPHP誌に掲載されていた記事を読んで感動したので、当店のブログにもスキャンした物を掲載させて頂きます。
主人公は当店仕入れ先の会長で、社長の在職中は当店へもよく訪問されました。
娘婿に業務を引き継がれ、会長職になられてからは販売店訪問をすこし控えてらっしゃる様です。

yamada_syouichi-00

yamada_syouichi-01

yamada_syouichi-02

yamada_syouichi-03

yamada_syouichi-04

yamada_syouichi-05

yamada_syouichi-06

yamada_syouichi-07

いかがでしたか?
誰もが皆これ程に立派な人格者に達する事はなかなか出来ないのですが、ほんの少しでも心掛けと実践は真似てみたいものです。
斯く言う私は万分の1も届きませんが。

カテゴリー: あんな事、こんな事 | コメントは受け付けていません。

スペーシア21が環境省のL2-Tech認証

2015年11月8日の新聞に掲載されていたので切り抜き紹介。
スペーシア21が環境省のL2-Tech2015年度夏の認証取得とあります。
紹介では省エネの最高水準製品として同省から認証される制度でスペーシアを取り扱っている当店にも良い報道ですので取り上げてみました。
スペーシア21環境省認証

~~~~~~~~~~~~~~~~~~⌒⊆⊇⌒~~~~~~~~~~~~~~~~~

話は変わりますが、本年9月掛かりに急遽受験の決意して臨んだ国家検定試験が去る8日にありトライしました。
液化石油ガス設備士の試験だったのですが、業界の事は何も知りませんので講習も受けずにネットで書籍を取り寄せて独学での事、もちろん自信はありません。
当店と懇意の同業者も受験すると聞いていましたので、私の結果を知らせた11/9送信メールを載せておきます。

※-----------------------------------※

抜粋

昨日の検定、本日午後3時に正解答の発表がありましたので早速、持ち帰った問題の解答と照合しましたが残念な結果に終わりました。

法令はギリギリのパスでしたが、配管理論で1問差で合格を逃してしまいました。

やはり、加齢のせいか過去問のテキスト等の文字をみると眠くなり開いたページの上で舟を漕ぐ事が多く、まともに勉強したとはとても思えませんし、夜は焼酎も入るので余計です。
ほんとに不謹慎な状態でのトライでしたが、予想通りダメでした。

それで妻が言うには、たった1問で届かんねやったら、いさぎよくもっと不正解が多いのなら納得するけど。とのたまう。

それにしても液化石油ガスは電気に比べて受験者が少なく、大阪は73名の席があって欠席が約10名で実質の受験者は63名でした。
中に1名だけ女性の姿もみました。
全体に20代から30代が圧倒的多数で50以上は私のみ、40代は2~3名でした。

また来年トライしますが、それでダメだったらもう諦めようかとも考えています。
今度は時間がタップリなので.....。と気を緩めているとヤッパリ土壇場でテキスト開いて舟を漕ぐ事になりそうです。

結果の感触ではもうちょい頑張って記憶しておけばと振り返っています。

それでは合否結果のお知らせまで

またよろしくお願い致します。

※-----------------------------------※

~~~~~~~~~~~~~~~~~~⌒⊆⊇⌒~~~~~~~~~~~~~~~~~

カテゴリー: 真空ガラス スペーシア | タグ: | コメントは受け付けていません。

スペーシア50枚・セキュオ19枚・玄関取替

さる7月19日に初めてスペーシアの採寸に訪れました現場は静かな住宅地の中程にある竹林を背景に敷地の広いお家でした。最初は総てスペーシアでのお見積には少々驚きましたのは延べで47㎡の面積が出たからであります。
そうしてお見積もり書を提出後、防犯上の懸念から数回のプラン変更でスペーシアとセキュオの混成となり、また既設木製玄関へのスペーシア取替をやめて新しく木調断熱障子のアルミサッシに変更。

工事は9月5日に決行、一日で完工していただきたいとのお客様のご要望に総勢7人体勢で臨み、7人の内訳は5人(職人)+私(雑役)+妻(施工後写真係)で私はサッシのメンテナンスやら、セキュオの異形カットやらを担当。
セキュオの異形は上部がR形状で面積は小さいものですが、採寸時に型取りできなかったものですからあえなく現場カットです。それにしても切断リスクの高い作業を現場で行うのは、いやはやもう度胸があるとしか言いようがありません。
幸い3枚のRカットが無事終了、1枚当たりの所要時間は15分位でしょうか、単板ガラスなら1分も掛からない処、無理ないですね。
CIMG0147

玄関の取替に2人を専任しましたが、石材の敷居の上に新たなレール枠を乗せますとバリアフリーの概念から逆行しますので、石材の高さをカットして玄関枠を沈めました。
石材のカットに3時間くらい掛かると予想していましたが、やはりそれくらい掛かっていましたし、両入隅の壁が直線でありませんので、それに合わせてアルミをトレースカットする作業にも時間を費やしていたのです。
そうすると納まりは良いのですが、一日で完工するには時間が窮屈になってきますので、職人さんは最初は無理かもと唸っていました。
でも着工するとやりきるしかないので、玄関の完工が一番遅く午後7時前でしたが、辺りは暗くなって写真の写りが悪くなっています。
玄関の写真は取替前と取替後の入隅を納めた部分と取替後の写真です。
施工前CIMG0116入り隅CIMG0208

ガラスの取替は玄関ほども時間は掛かりませんでしたが、それでもやはり6時頃まで掛かっていました。
スペーシアは総てグレチャン仕様でしたので、作業ははかどりますがセキュオは場所によってSPの7㎜余りの板厚を施工しましたのでシーリング作業が必要となりました。
それにしても住宅サッシにセキュオSPはサッシの防犯性能を上回るガラスの防犯性能となります。
つまりガラスを破壊しきれず、サッシの方が先に潰れてしまいます。

築年数が20年余りでそれ程ふるくは無いのですが、一ヶ所の4枚建て窓で網戸の高さを切り縮めしないと納まらない窓がありまして、その窓は二階の重みで両側の柱が土台を押しつぶしているようで、レールの中央が高く両方の柱付近が低くなっていました。
スペーシアに取り替えた際、建付調整を行うのですが、調整限界を超えています。
ガラスを取り替えた職人さんは、もうどうしようもありませんと匙を投げましたが、見てみると下部で閉じた状態でも10㎜余り隙間がありました為、折角スペーシアに取り替えたのに戸当たり枠との建付不良がそのままでは、値打ちがありませんのでその障子の下框を加工しまして戸車を更に高くした結果、ようやく光の漏れない程度まで調整できました。
本来はレールを水平にすべきでしょうが、それは費用が掛かりすぎてコスト面で諦めざるを得ません。

無事完工したスペーシアの取替枚数で50枚というのは今年最大の枚数になりました。
また玄関を含め他に面格子やロールスクリーンもありましたので仕事量は本当に多かったのですが、一日での完工にお客様はご満足されておりました。
下が省エネ住宅ポイント申請の分量、ご覧の通りたくさんです。
CIMG0218

カテゴリー: 真空ガラス スペーシア | タグ: , , , , , | コメントは受け付けていません。

スペーシア取扱で関西圏にて8位敢闘賞

先日8月2日、南港ユニバーサルスタジオ隣接のホテル京阪ユニバーサル・シティ3階で表彰式がありましたので受賞に行って参りました。
JRユニバーサルシティで下車、少し時間がありましたので会場には直行せず、道中に猿回しの大道芸が演じられていたため見物しました。
若猿も人も猛暑の中での面白い演技に熱い視線と笑いがありましたが、おひねりを集める段になって募金箱を見ると100玉が圧倒的な数で、若猿を扱う青年が四角い形のおひねりが有り難いとトークの中に折り込んでいました。
私は演目の後方3割方しか見ていないので100円も要らんかとも思いましたが、大人げないので息子と共に100円ずつ投函。

さて、会場に着いてご歴々の挨拶がおわり、授賞式になって8番目に店名を呼ばれましたので今回は息子を登壇させて表彰状を頂きました。
若い二代目にいろいろと経験させねばなりませんので、役目を仰せつかった息子は少々緊張気味の面持ちでもありました。
5.畑田ガラス店様

昨年は表彰式の後、ビッフェでの会食(昔はバイキングとか云ってた様な記憶で、ダーティなイメージから最近は云わないのかな?)の後すぐにユニバーサルスタジオに入場したのですが、今年は昨年より主催者にリキが入っていました。1.集合写真

会食の後半で、プロのマジシャンによるマジックショーが披露されまして、私が壇上へ招かれ持たされたフォークが折れて飛んでいった事には少なからず面食らいました。
あれってどういう仕掛けになっているのか全く以て不明なのですが、マジック用のフォークを普通のフォークにすり替えたらきっとマジシャンが焦るのだろうなと、ビールの酔いにまかせて妄想していました。
7.畑田ガラス店様

昨年はユニバーサルスタジオに行ったのですが、夏休みもあって施設は大変な混雑だったことを思いだしまして、今年は暑い中で延々の長蛇行列はイヤですのでビッフェ会食のお開きで何処にも立ち寄らず電車に乗って帰りました。

カテゴリー: 真空ガラス スペーシア | コメントは受け付けていません。

単相200Vの出力も可能なエンジンウェルダー

昨年末にバッテリーウェルダーが昇天して以来、溶接はアルゴンによるTIGしか使えなかったが、TIG溶接は200Vなので現場では単相200の環境が少ないため使用不可だった。
それよりも手軽な被覆棒によるアーク溶接ができないのはもっと困る。年間にそれほど多くの溶接作業があるわけではないが、必要なときにないと困るので今回購入した。
このエンジンウェルダーは単相200Vが使えるので現場でのアルミ・スチール・ステンレスと材質を問わないエアプラズマカッターが使える利点がある。
単相200VがあるとTIG溶接ももちろん使用可能となるが、現場ではTIG溶接よりも被覆溶接棒によるアーク溶接が圧倒的に多い。
それでも単相200V付きのものを選んだ理由はやはり金属切断が早いエアプラズマカッターが使える利点に重きを置いた結果の購入である。
そして発電容量が大きいので、被覆溶接棒も4㎜棒が使用できるので鍛冶屋が現場で使っている溶棒が使えるのである。

SANYO DIGITAL CAMERA

一台目は昭和62年くらいに購入のエンジンウェルダーで3.2㎜棒の溶接と100V20A電源出力のものだったが、創業時から賃貸ガレージの狭い場所で仕事をしていたため工夫して保管していた。
そのガレージを平成9年になって買い取り自宅建築で仕事場が手狭になるため保管場所がなく無念にも知り合いに無償譲渡した。
それから数年経って、仕事場のガレージを鉄骨2階に建て替えた後にやはりウェルダーがないと不便なため、今度はバッテリーウェルダーを平成17年に購入した。
このバッテリーウェルダーは軽便で運搬も楽だったのだが、4年くらいでディープサイクルバッテリーを全部入れ替えないといけない。
昨年末(平成26年)に互換バッテリーを使ったら良いだろうと換装したが、10日くらいで過充電の不注意からバッテリーも抵抗器も駄目になったので、アーク溶接はできなくなった。

それで今度は再びエンジンウェルダーをと思ったのだが、別に今すぐ不要不急のものであるから、新品であってもオークションに出品される機会が多いので、それの安値落札を狙ったのである。
過去の落札相場を参考に希望価格を設定し、それ以上の価格には入札しないことに決めていたが、なかなか新品の安値出品がない。
それでも根気よく数日に一度はそのオークションを確認していたら、直近に誰かが新品を当方の希望価格で落札していたので、もう出品されないかと思って居たところもう一台同じ出品者から出品されたので、すぐに当方の上限価格で入札した。
競売の途中には価格を追っかけて来る者もいたが、すべて途中で退場した。
やがてオークションの期限が10分前とかになって、本気で落札を狙う競争相手が現れたが、当方は設定価格の落札上限まで競り合う自動入札になっているのでこちらが競り負けるか、相手があきらめるかのどちらかだった。
結果、競争相手が諦めたので当方の落札が決定、早速連絡をして二日後には入荷した。
税込(8%)メーカー価格が78万が税送込で30万割れの購入は後にも先にもオークションではなかなか少ないのではないかと、内心ほくそ笑んでいる。

ウエルダ1
ウエルダ2

カテゴリー: 機械工具 | コメントは受け付けていません。

2015年前期スペーシア販売ランキング

先日、日本板硝子大阪支店から、FAX案内が届いたので内容を見てみると恒例のスペーシアコンテストの結果発表だった。
それによると当店のランキングは関西圏で8位、大阪では3位へのランクインで昨年が関西圏9位だったので昨年に較べワンランクアップとなった。

2015前半スペーシアコンテスト

過去には関西圏4位(http://www.hatadagls.com/e-log/vacuum-spacia/91.html)が最高であった。
また初めてランクインしたのはかなり以前の事であいまいな記憶を辿って記録を調べてみると2004年に関西圏9位だった。
興味深い事に当時の15位迄のランキング店で、今回に残っているのは当店だけ、つまり当店が昔から頑張っている事を裏付ける資料となった。
まぁ、法人でもない個人店で一人親方としては継続して頑張っているほうだろう。

因みにこの7月から長男が当店の業務に携わる様になった。
昨年10月それまでの勤務会社を辞めて、先月まで建築関係の職業訓練校に通っていたのだが、6ヶ月と短い期間を終了した。

前述の一人親方で頑張ったランキングについての云々も、これからは息子と二人の体勢なので当然スペーシアの取扱高も増えると思うが、このまま横ばいだとかなり残念な事になる。
ついでに書いておくが彼は相当、奥手の鈍感な方なので私としてはかなり教え込まねばならない事が多すぎると感じている。
しかし、大阪芸術大学の通信制建築学科に入学したので、建築全体では結果的に彼の方が優れた知識を持つことになるだろう。
それにしても卒業した大阪工業大学はもともと建築工学とかがイチオシだったはず、それが化学の課程で卒業しているので、もう一度やり直しの芸大入学である。
まぁ、二つの大卒資格になるので損はないだろう。

カテゴリー: 真空ガラス スペーシア | タグ: , | コメントは受け付けていません。

吉野でスペーシアをご紹介頂きました。

私の故郷の吉野郡大淀町で真空ガラス スペーシアへの取替工事が一軒分ありましたが、とても有り難いご紹介の物件です。

以前、スペーシアを施工させて頂いた吉野平住宅地にお住まいのお客Y様が、今回のお客T様のお知り合いでした。
それでT様が窓ガラスを二重化したいのだけれど、どっかええとこないやろかとY様に尋ねられたのです。
Y様はスペーシアの性能にご満足されていましたので、T様にそれなら良いガラスと良い施工店があるのでその店に見積に来る様に伝えておきましょう。との運びになりました。

ご紹介頂きました現場は、以前に別件でスペーシアの施工をさせて頂きました町役場寄りのO様宅と離れておらず、Y様宅とO様宅を結ぶ線上400mくらいの距離の間にT様宅がありました。
この距離で3物件の施工例はマンション以外ではありませんでした。(マンションの場合同じ棟のお客様同士のご紹介で3物件の施工例はありましたが。)

今回のご紹介はタイミング良く住宅省エネ住宅ポイント制度の実施中ですので、国から付与されますポイントも10万ポイントを楽勝で超えています。
もちろん申請は当店の代理申請で、お客様にご用意頂くのは本人確認の書類と申請に必要な署名捺印のみです。
そしてポイント交換の物品はすべてJCBのギフトカードにしていますので、お買い物に便利で使い勝手が良いと思います。

SANYO DIGITAL CAMERA

施工日はあいにくの雨でしたが、無風でしたので窓を開けて障子を取り外しても窓から雨が吹き込まないのでラッキーでしたし、取替作業も写真にありますようにカーポートからブルーシートを張りだしましてトラック積み荷のスペーシアを濡らさず、そして作業に際してはカーポートの下で障子の分解、スペーシアへのガラスの取替と濡れずに順調に作業は進みました。

SANYO DIGITAL CAMERA

吉野郡でも下市町は割り箸の生産で有名ですが、その隣町の大淀町も製品の集散業者が在りますので、窓越しの看板は割り箸の卸屋さんの様子で全国発送なのでしょう。運送便のトラックが比較的多く出入りしていました。
吉野杉を材料に生産された割り箸は杉の香りが良くて、特にうどんとかの麺類の食事には麺が箸から滑らず、和風だしと杉の香りが良く合います。

カテゴリー: 真空ガラス スペーシア | タグ: , , , , , , | コメントは受け付けていません。

床下埋設水道管の亀裂噴水

土曜日の午後6時頃にお客様から掛かってきた一本の電話。
妻が応対すると半月ほど前にサッシ取付をさせて頂いたお客様からだったので、何かサッシの事でお気づきの事があったのかと思い電話を替わって事情をお聞きすると
玄関の土間が湿っていて、玄関の外で水が湧き出している上、蛇口を全部閉めてあるのに水道メーターの回転子がクルクルまわっているとのことでした。

お電話頂戴した時間が時間だけに日曜日の明日お伺いしますと、電話を切ったもののどうも気になるので、お客様宅へ確認に行くことに
2日後が夏至のこの時期は一年で最も日が長く、午後6時過ぎでも昼間と同様に明るい。
現場を見ると玄関土間は確かに湿っていて、玄関の外のアプローチと地面の接点から水が流れていた。
確実に屋内の配管からの水漏れを確信したが、どこで漏れているのか確定のため玄関隣接の和室の畳をあげて床板を外し、床下を見ると全面に浸水しているではないか。
お客様に見て貰い、これからの手順を説明するもこの時間から止水作業はムリなので、今夜はとりあえず床下の水をポンプで排除したうえでどこからの漏水かだけ確認します。
水がなくなった床下にもぐり、止水栓を開いてしばらくすると水が流れる経路を発見したので、おおまかな漏水場所の推定をしました。

カメラで床下の流水を動画撮影しお客様に見て貰った上で、かなりの水量が流れているので今夜は必要な生活水の汲み置きをして、止水栓は閉めておきましょうと申し上げました。
この日の確認作業が終わったのが夜8時過ぎ。
Produce

翌る日曜日の朝8時過ぎより玄関ホールの上がり框付近のフロアに開口を作り、その下にあるコンクリート土間を破砕して掘って水道パイプを探す。
しばらくするとパイプらしきが現れてきたので周囲の土をさらに掘ってパイプを露出させるが、鉄管でなくて本当によかった。
鉄管だと全部取り替えないといけないので厄介だと思って居たのです。
SANYO DIGITAL CAMERA
SANYO DIGITAL CAMERA

完全に露出させて止水栓を開くとパイプ接合部から激しい勢いで噴水が上がったので、亀裂場所が特定できた。
昔の配管なので接続部品を使わず、バーナーで炙って管を広げて差し込んでありますまたパイプの曲がりもバーナーで炙って曲げてありました。
写真で見てもこんな細い亀裂から、あれほど噴水するのかって思うほどの亀裂です。
何十年も埋設されている内にウォーターハンマーなどで接合部の弱い処に亀裂した様子で差し込んで少し曲げたので肉厚が薄くなっていた様子。
SANYO DIGITAL CAMERA

それにしてもこの辺りかと検討して掘った場所がどんぴしゃりだったので本当に良かったと思う。パイプが確認できても亀裂の場所が違えば、それが出てくるまで管に並行して掘削しなければならなかったからです。
内向きなら更にフロア開口を広げて(床下の高さが300ミリ程度しかないため)床下掘削することに成りますし、外向きなら玄関の土間タイルを割っての掘削になります。
そうなるとその日の内の修復が難しくもなります。それら鉄管でなかった事、掘った位置でドンピシャリ漏水していた事を考えると、本当に恵まれた修理となりました。
また在庫の手持ち材料ですべて終わったのも幸いしました。
SANYO DIGITAL CAMERA

フロアの上はカーペットが敷かれてましたのでフロリングをやり直すかどうかは後でゆっくり考えて頂くとして、合板で開口を塞いで午後1時頃の終了となりました。

カテゴリー: あんな事、こんな事 | タグ: | コメントは受け付けていません。