断熱改修のガラス交換の補助、生駒市でもOK

先日工事した生駒市の物件、最初の頂いたお電話では断熱改修の補助について従来は平成11年基準Ⅲ地域で判断していたので諦めていました。
ところが再び工事費の1/3が市の補助出るとの事で見積照会のお電話がありました。
当店も生駒市は太っ腹だなぁ、省エネ住宅ポイントの要件にも記載されていないし、以前の住宅エコポイントにも外れているので、そういう窓ガラス交換での補助メリットがないために特別に枠を組んでいるのだなと勝手な解釈をしておりました。

断熱改修の補助と少し違うのですが、お見積もり後フタを空けてみるとなんと省エネ住宅ポイント公式ページの給付要件にも記載されていない筈なのに仕入れ先からの情報でスペーシアなどの高性能なガラスは特別に認められていると云うのです。
そうは云うものの公式ページには反映されていないため、ウラ付けがありません。
そのため再び仕入れ先を通じ、メーカーにウラをとると、業者の製品登録などでのページに反映されていました。
これって、申請者個人ましてや手慣れた代理申請者が閲覧訪問するページでもないし、一般申請の衆目に触れないようにわざわざそういうページに記載しているのかって、勘ぐりたくなりますが、諦めていたものがいけるとなると当店もお客様もうれしい限りです。
なにせスペーシア38枚の量はポイントもそれなりのボリュームですから、本当に良かったと。Ⅲ地域ポイント付与     (http://shoenejutaku-points.jp/manufacturer/product/glassの表2)

そうして工事が終わると共にポイント申請をませ、次は断熱改修補助申請の書類作成について調べるとやはり平成11年基準Ⅲ地域でも平成25年の基準でもウラが取れません。
生駒市役所に問い合わせてもなんだか明確な回答はなく、建築士の証明があれば受理の上審査しますとのことだった。

仕入れ先に問い合わせても多分ダメじゃないかとの連れない回答、しかし省エネ住宅ポイントで特別に認められている事を訴えて、もう一度メーカーにしっかり問合せをして頂く事になりました。
するとメーカー大阪支店はNGとの回答です。との返事に続き、東京でも調べてみますと云うことで暫くの時間経過後、驚くことに東京では平成25年の省エネ基準から旧地域区分Ⅲ・新地域区分4は申請しているとの連絡がありました。
良かったーっ、本当に良かったと、仕入れ先の社長に感謝。

前日にはお客様に生駒市の補助は難しいと連絡をいれてありましたが、その落胆振りはもう気の毒な位でした。
これは事前によく調べなかった当店にも応分の責任があるのですが、それにしても工事費の1/3がふいになるとすると金額が数十万になりますから、例え全部でなくとも当店も腹をくくらねばなりません。
そんなこんなの経緯で東京では平成25年の省エネ基準改正からスペーシア等の高性能ガラスに限り、それまで認められていなかったガラス交換だけでも断熱改修の補助が可能となりました。
ようやくお客様に安心して頂く事ができましたが、こういう法律の細目に規定された処は一般的には調べる事が困難な場合が多いようです。
利益追求のメーカーでさえ大阪支店とは云え知らなかった事、ましてや人事の交替(ようやく仕事ができるようになったら配置転換でプロフェッショナルが育たない)がある当該の市役所の担当方もそりゃ解からん話ですね。

とにかく結果がオーライとなって、当店も大きな安堵です。
末文になりますが、仕入れ先の村島硝子商事(株)代表取締役社長 村島氏には多々に渡り調べて頂いたこと、ここに感謝の記を残したく思います。
村島社長、この件では本当にご尽力賜りありがとうございました。

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2012年11月開設のこのブログ主は1955年生まれのオッちゃんです。 1999年から続いている当店のWebページはhttp://www.hatadagls.com/で HTMLとPHPの併用ですべて自身で編集していますが、ホームページ運営も時代の変化について行けず そのため今じゃ陳腐化が否めません。 ブログは2004年以来の事で、当時は簡易なブログを開設したのですが、 連日多量のスパムリンクの書込みに閉口して、約半月で閉鎖以来ブログから遠ざかっていました。 取得した公的資格は、二級ガラス技能士・バルコニー施工・第二種電気工事士・PV施工技術者認定・家庭の省エネエキスパート・ガス機器設置スペシャリスト・足場の組み立て等作業主任者等、メーカー認定は真空ガラス スペーシア(日本板硝子)・窓シャッター電動化(ソムフィ)・SR工法工事士(三協立山アルミ)・ソーラー施工士(リクシルエナジー)その他等々、です。 趣味はガラスサンドブラストやレーザーマシンによる加工などがあります。 因みに創業は1982年9月で、かれこれ30年を越えました。
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