サッシの戸車が傷んだので取替の依頼があり、お伺いしたところサッシは35年前の製品でメーカーはもう存在していないものだった。
さて障子を外そうと持ち上げるが外れないので仕方なく窓枠に登りサッシ上枠の状態を確認すると、10ミリ余り下がっているではないか。
開口巾が2600ミリで一間半のサッシだったため梁が下がったようである。
お客様に状態と対応策を二通り説明申し上げた。
障子を分解して戸車を取替えと共に障子の高さをギリギリに切り縮める方法とサッシを枠ごと取替る方法を申し上げ、伴ってそれぞれの長短を説明申し上げた。
するとサッシの取替で見積して欲しいと話が進み、サッシを新調するのですからガラスも性能のいいものをセットしましょうと、スペーシアのご案内をしようとしたところへお客様が当店のチラシを持ち出された。
私の心にはビックリと感激が同時に去来した。なんとそのチラシは約8年前のものだったそれをお客様は大事に保存して下さって、何かの折にスペーシアの事を尋ねたいと思っていたそうで、私にはうれしくて感謝の気持ちが大きく湧いてきた。
写真は8年前2004年当時のチラシを記念にお客様宅で写させていただいた。
最近はチラシ印刷もおろそかになり少なくなったが、当時は毎月1万枚新聞折り込みしていたのが懐かしいような。
本当に広告の大事さが身に染みてくる日であった。
11月12日の投稿で触れたスペーシアの引き合いについて、太子町・大和高田・住之江区のお見積りは全て決まり、三件内一件は真空ガラス クリアフィット。ご用命にあずかり誠にありがとうございました。