昨日、関西電力の専属工事会社(近畿電気工事)が電力ケーブルを接続してくれた。
設備認定から関電申込で電気設備図面の作成でつまずいた件は既に3/9に述べた通りである。
それにしても当初、4月いっぱい掛かると関電から聞かされていたので、まずまずかと思う。
近電工の作業は買電と売電それぞれのメーター取付及び既設の引き込み線(20年前の実家新築時に引込線が14スケアもあった事が意外)に接続するだけなのでメチャ早い。
受電ポール迄、引込ケーブルは迎えに行っているし、メーター取付部分もすべてケーブルは取りだしておいたので、本当にラクチンな作業と他人の仕事ながら感じた。
私が行なった引き込み線工事は受電ポールにハシゴを掛けて柱上作業で、しかもガイシにケーブルを取付けるがこれがまた高所での作業なのでやりづらかったのに較べ、近電工は高所作業車(バケット車)を使っての接続作業に10分も掛かっていなかった。
それらの電力側の作業が終わって、いよいよ太陽光発電の連系開始である。
実は事前に竣工検査をしようとしたが、電力会社の電力ケーブルに接続していないと自律運転しかしないため必要項目が検査できずにこの日まで待っていたのであるが、いざ連携開始となった時にアレッ、発電表示のパネルに発電量の表示がされないぞ。
そのとき心中は穏やかではなかったが、どこかで連系復帰に300秒つまり5分待たねばならないと記載されていたのを想い出して、更に5年前にも自宅のパワコン整定値を設定した時も少し待機時間があったことを想い出していたら、5分経過して発電開始した。
午後2時過ぎに発電開始したが、竣工検査でできていなかったところを行なうため連系運転を停止したり開始したりの繰り返しでその都度5分の待機時間が発生するが、パワコンが二台のため片方の待機時間中に片方の検査をしていたら待ち時間も大して気にならなかった。
3時半ころ発電モニターの初期設定を済ませてモニーターをみると見やすい画面で良かった。
発電の変化を見ていると太陽の傾きと共に減衰していくのが良く解るが、薄曇りだったのでフルパワーの確認はできなく、快晴の正午に確認しないと不明。
フルパワーの条件はパネル面が汚れていない事、快晴で太陽角度がこの屋根角度にベストな旬の(夏至になる)正午であることがこの設置システムの条件になる。
それで10KWの出力を正午を挟んで2時間維持できれば言う事無し。
発電の阻害要因は主に積雪時に落雪しないので溶けるまで発電しない(積もる事は少ないが、2月の工事中は二度の積雪があった。日中に一回と夜中に一回それぞれその日に溶けた。しかし1/30に述べた30㎝の積雪記録もあるし)
屋根傾斜がないので黄砂の季節は砂が堆積しやすいので、やはり適当なときに少し強い雨が欲しい(しかも夜中に)
あとは空中の電線がどれ程の影響があるか不明である。