玄関引戸の敷居石撤去は一苦労

木製玄関引戸をアルミ製に取替えしましたが、レールが埋められているのが石の敷居でした。

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下の写真、出し桁を支えている銘木と出し桁の部分はやりにくい納まりです。
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石の上に新しい玄関枠を乗せると恰好がつかなくなるため、石を撤去するのですが、これが予想以上に埋設部分が深く撤去終了は午後になってしまいました。
以前にも撤去の例があってその時は石の埋設部分は120㎜程度だったので2時間程度での撤去で済みましたが、今回は150㎜なのでなかなか割れません。

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玄関なので最低限その日の中に施錠できる状態に取り替えなければならないため、石の撤去でもたつくと残りの時間が気になって、けっこう焦ります。
なんとか割り取って、やれやれです。
サッシ枠のセット位置に両サイド添え柱をL型にしゃくりだしたヒノキ集成材の化粧を取付けて開口寸法を調整します。
規格寸法の製品を使わないと特寸オーダーは価格が1.3倍になるので開口は少し小さくなりますが、水平垂直の兼ね合いや周囲の納まり寸法から関東間の製品を使いました。

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最近は玄関の取替えは引戸よりドアが多いのですが、引戸の場合でもしっかりしたお家にはこうした石の敷居が埋まっている例があるのです。
下枠レールにモルタルを投入し、玄関枠を取付けたのが午後6時頃それからレールの水平を確認し障子に把手や鍵類をセットしていきますが、昔に較べ部品点数が多くなってそれなりに時間が掛かります。

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モルタルから水が引いて、じんわりと障子をレールに乗せて施錠できるようになったのが午後8時頃でした。
外部の化粧と3m程の電気配線をして防水コンセントの取付は翌日に持ち越したのです。

防水コンセントの設置はオブジェの灯として使うため、玄関灯から分岐させアルミ材の下に隠して玄関左側の玄関側から見えない所に取付けてあります。
奥様は玄関脇に工芸とも言える照明オブジェを天然素材の蔦や葛の蔓で器用に創っておられてました。写真にはベースの木材だけが写っていますが、工事前には蔦で繭のように包まれた10ワット程度の豆球の灯りがとても穏やかでよい印象がありました。
多分、玄関が新しくなったのでオブシェも造り直しているようです。

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後日、写真を撮らせて頂きました。genkan-10

spaciadesuyan の紹介

2012年11月開設のこのブログ主は1955年生まれのオッちゃんです。 1999年から続いている当店のWebページはhttp://www.hatadagls.com/で HTMLとPHPの併用ですべて自身で編集していますが、ホームページ運営も時代の変化について行けず そのため今じゃ陳腐化が否めません。 ブログは2004年以来の事で、当時は簡易なブログを開設したのですが、 連日多量のスパムリンクの書込みに閉口して、約半月で閉鎖以来ブログから遠ざかっていました。 取得した公的資格は、二級ガラス技能士・バルコニー施工・第二種電気工事士・PV施工技術者認定・家庭の省エネエキスパート・ガス機器設置スペシャリスト・足場の組み立て等作業主任者等、メーカー認定は真空ガラス スペーシア(日本板硝子)・窓シャッター電動化(ソムフィ)・SR工法工事士(三協立山アルミ)・ソーラー施工士(リクシルエナジー)その他等々、です。 趣味はガラスサンドブラストやレーザーマシンによる加工などがあります。 因みに創業は1982年9月で、かれこれ30年を越えました。
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