次男がサンドブラストに挑戦

現在、大学4回生の次男がサンドブラストに挑戦したいと申し出たので、これまでしなかった事を何故また急にすることになったのかと問うと、次男いわく彼女に俺の作品をプレゼントしたいのだとか。

まぁ、親の私が手ほどきしないと全くお手上げな彼なのであれこれ作業指示するが、マスキングのカッティングと次のレーザーマシンの操作だけは私が行なわないとイラストレータの扱いも何も解らぬ彼には任せられぬ事。
カッティングが終り、サンドブラストの段になってトラブル発生、彼が操作するサンドブラストノズルから研削材が噴射しない。
エアは噴射しているのに研削材が飛ばないので、吸引口を確認して見ると研削材が逆噴しているではないか。
さらに確かめてみると、原因はノズルに異物が挟まっていた事に因るものだった。
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上の写真が現物でどこから紛れてきたものか、ノズルに邪魔した犯人は長辺が4㎜くらいの鏡の破片だった。
取り除くと正常にサンドブラストできるようになったので、初めてサンドブラストに挑戦する彼にとっては偶発のトラブルだったが、無事ガラスに彫刻できた。

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初めてにしては出来すぎなくらいだ。左上の穴はガラスの加工屋が受注の際に勘違いして四隅に穴明け指示したのに一ヶ処しか明けなかった加工ミスのもの、本来なら廃棄すべきガラスだったのだが、コバが美しく磨かれているので保管しておいたのを次男が欲しいと言ったので、何をするのかと問うた事が冒頭に述べた次第。

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ガラスを立てる座もアクリルに文字彫刻を施してレーザーカットした。
さすがにレーザーマシンは次男に触らせる訳にはいかないので私が操作するのだが、次男はオッチョコチョイなので何をしでかすか解らないため、彼の行動には注意していないといけない。
レーザー光線が直接身体に当たるとえらいことになるので、光線の通路に身体の一部が行かないように強く注意を促した。

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結果、作業の7割くらいは親がついていないと出来ないのだが、初めてのトライにしては上出来か?

spaciadesuyan の紹介

2012年11月開設のこのブログ主は1955年生まれのオッちゃんです。 1999年から続いている当店のWebページはhttp://www.hatadagls.com/で HTMLとPHPの併用ですべて自身で編集していますが、ホームページ運営も時代の変化について行けず そのため今じゃ陳腐化が否めません。 ブログは2004年以来の事で、当時は簡易なブログを開設したのですが、 連日多量のスパムリンクの書込みに閉口して、約半月で閉鎖以来ブログから遠ざかっていました。 取得した公的資格は、二級ガラス技能士・バルコニー施工・第二種電気工事士・PV施工技術者認定・家庭の省エネエキスパート・ガス機器設置スペシャリスト・足場の組み立て等作業主任者等、メーカー認定は真空ガラス スペーシア(日本板硝子)・窓シャッター電動化(ソムフィ)・SR工法工事士(三協立山アルミ)・ソーラー施工士(リクシルエナジー)その他等々、です。 趣味はガラスサンドブラストやレーザーマシンによる加工などがあります。 因みに創業は1982年9月で、かれこれ30年を越えました。
カテゴリー: サンドブラスト, レーザー加工   タグ: ,   この投稿のパーマリンク