やっと電力会社に申込できた。

吉野での太陽光発電の工事も電力会社に接続待ちの工程までもう少しとなって一段落したので、先日の売電申込した際に書類不備を是正して再度申込に行ってきた。
電力会社の吉野管轄営業所は大和高田ににあるので便利、太子町から車で15分程度で行けるから、書類不備での出直しも気にならない。

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買取り価格の見直しがされる年度越えは絶対に許されない42円が37円になってしまう。
今月中に接続を申し込んでおけば年度を越えても買取り価格は42円でセーフなので、間に合う様にと実は少し焦って申込の書類等を作成したが、これが曲者で提出する書類に電気の設備図面がある。電気回路図を描いた事のないガラス屋にはハードルが高く感じたのである。

電気設備図面をどうしたらよいのやら、暗中模索でとりあえず昨年の電工試験テキストなどを取りだして回路製図の参考にするが、発電全量買取りの設備図面はリクシルエナジーに例が少なく、圧倒的に家庭用の余剰電力買取り対象の図面ばかりが目に留まり、これが求めていた図面って云うのがなく立ち往生した。
仕方なく最も応用できそうな図面を改造して電気の設備図面にコピペしたものを提出してみれば案の定、”この部分は不要。なんでこれが要るの?”って言われて、すんません迷いながら作成したのでと謝る次第。でも電気を買って貰う(毎月電力会社に売る分が数万円に対し、新設の買う分は数百円)のだから何を言われても申込書を受理して貰わなければならない。電力会社様毎度ありがとうございますってね。

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でもあとで受け付けてくれた担当者が、今月に申込みを済ませておけば間違いなく今年度の価格が反映されるので良いですね。と声を掛けてくれたので本当に心から安堵した。

なにはともあれ色々と今回は勉強になったのは事実。電気の設備図面にお客様の署名欄があるが私自身が自宅新築の時もそのような図面を見た事もないし、施工証明として受領を署名した記憶が一度もないので、手元に書面が残っているはずがない。これは仕事場の建替えの時も同様であった。これは一体どうなっているのか?
低圧電気使用申込書の用紙もしかりであるが、これは過去に業者作成の用紙にハンコを押しているはずで、業者任せで記憶にないだけであろう。

この年度末は全量買取りの申込が多いとの事で、接続は4月いっぱいになるかも知れないと電力会社で聞いたが、新年度から買取り価格が下がるため世の中の思いはみんな私と同じなのだろう。
しかし、来年度には買う方の電気料金も上がる気配なので、今年度に間に合わなかったら売る方が下がり買う方が上がると単純に面白くない現象だ。

さて、残すは受電する処までの作業だけである。
しかし、2月1日に国からの設備認定がおりてから出力増強のため軽微変更申請して、かれこれ1ヶ月過ぎるがまだ審査中のままである。この年度末に申請が殺到しているのであろうが待つしか仕方あるまい。

yanekaisyu_03上の写真はパネル面積を増やすために延ばした庇部分、さすがに4尺も張り出すと台風時の暴風とドカ雪での積雪重量が気になるのでパネルラックの縦桟通りに方杖を設けた状態、これで雪や風に対しては気遣いない。

それにしてもパネル設置の日にちは2日程度だったのに対し、屋根の改修には延べで半月ほど掛かり、想定外の手間だった。小屋に収納されていた不要物を処分しながら、足場の確保と物の移動の繰り返しで実際の工事手間より物の片付けや移動に存外の手間暇かかったのだが、これも実家の事とて是非もない事だった。

 

spaciadesuyan の紹介

2012年11月開設のこのブログ主は1955年生まれのオッちゃんです。 1999年から続いている当店のWebページはhttp://www.hatadagls.com/で HTMLとPHPの併用ですべて自身で編集していますが、ホームページ運営も時代の変化について行けず そのため今じゃ陳腐化が否めません。 ブログは2004年以来の事で、当時は簡易なブログを開設したのですが、 連日多量のスパムリンクの書込みに閉口して、約半月で閉鎖以来ブログから遠ざかっていました。 取得した公的資格は、二級ガラス技能士・バルコニー施工・第二種電気工事士・PV施工技術者認定・家庭の省エネエキスパート・ガス機器設置スペシャリスト・足場の組み立て等作業主任者等、メーカー認定は真空ガラス スペーシア(日本板硝子)・窓シャッター電動化(ソムフィ)・SR工法工事士(三協立山アルミ)・ソーラー施工士(リクシルエナジー)その他等々、です。 趣味はガラスサンドブラストやレーザーマシンによる加工などがあります。 因みに創業は1982年9月で、かれこれ30年を越えました。
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