本現場のお客様はスペーシアを全窓に導入されました。
その施工例はこちら
二階の12畳くらいの洋室に舶来のどデカいスピーカーやエレクトーンがありまして、これを鳴らすとメチャ迫力が
あって良いのですが鳴らすとご近所には迷惑だろうなと云う、音響機器がとてもリッチなお部屋でした。
それで外部への遮音目的に樹脂製内窓の出番となりました。二重窓でガラスは当然スペーシア、
これで目論見通り窓面から音の外部漏洩は激減します。写真は南面と北面の窓ですが日光の加減で色が全く違います。
本現場の施工は2007年の9月ですがその二ヶ月前の7月に樹脂サッシとソノグラスをご採用の窓防音工事を
させて頂いたお客様が力強く当店を推奨して下さり、非常に有り難かったのでございます。
お客様はまだお若く、お子様もとてもかわいらしい4歳くらいのお嬢さんで、
お父さんが大好きらしくずっとお父さんについて回っていました。
これほど我が子に強く慕われているのは、やはりやさしい気心のお父さんだからなのでしょう。
本当にほほえましく幸せそうで、ご家族全体がその様でした。
そう言えば私にもそう言う時期があって、子供がかわいかったのを思い出しますが、
振り返るとその時は我が子が私に幸せを与えてくれていたのだなと感じています。
2007/09施工
小題の表現はお客様が述べられた言葉で、確実に静かになっているのですが常々スペーシア入りの二重窓を施工している私は当然ながらそれが普通だと思っていましたので、
お客様の表現がまさか‘静かすぎて不気味’と発言されるなんて予想外のお言葉でした。
スペーシアと樹脂サッシの実力が如実に現れた好例でしょうか、と云いたいのですが実はお客様の目的は防音ではなくて結露だったのです。
お客様の抱かれる窓への観点が違いますから、‘静かすぎて不気味’と感じられたのでしょうけれど、
図らずも窓の遮音性能を見事に露呈する結果になりました。
ガラス面だけでなくアルミの部分も我慢できないくらい結露水でボトボトになり困っていたそうで、お問い合わせがありました。
その解決策は窓の二重化しかありませんと申し上げ、さらにガラスは高断熱のスペーシアをお勧めしたのです。
工事の際、緩衝材のあるフロア材でしたのでその上に樹脂サッシのレール枠を単純に支持しますとガラスの重みで凹みます、
凹む様に作られたフロア材なので、今度は床板自体が凹んだり沈んだりしない様に工夫してサッシを施工しますが、
床材補強の為穴を明けてみると果たせるかな、ヤッパリ結露水が回り込みボトボトに濡れていました。
でもこれで水が床板の中に浸透する事はないでしょう。
テラス窓は窓枠にアコーディオン網戸が先に取付けられていましたのでスペースがなく、 別体で木枠を持ち出してベースにすべく取付け、その中に樹脂サッシを取付けましたので、 80㎜ほど枠が部屋内に出っ張りますが納まりの上で仕方がありませんでした。
2008/03施工