当店では京セラの工事認定を2008年3月に取得しまして、その年の9月に自宅屋根に3.6KW発電システムを搭載しました。
太陽光発電システムを自店で工事するのはもちろん初めての事で、10月1日から待望の発電開始、
さらに10月にはオール電化工事も行い、エコキュートやIHも自店で設置工事しました。
工事後の比較データを取るのがすごく楽しみでしたが比較データが少しずつ累積してきましたので公開することにしました。
太陽光発電とオール電化導入によって従来エネルギーの支出削減効果は絶大なものがあります。
先年当店の屋根にデモストレーションを兼ねて設置しましたが、平成21年11月に年間のデータがそして
22年の年間分も反映されてきましたので経過を表にしてみました。
売電が少ないのは昼間も仕事場の蛍光灯がつけっ放しなのとパソコン等の電源等も入れっ放しで毎時0.7~1.2Kwの
消費が発電の中から発生していますので、昼間お留守のお家に較べ売電量は少なくなっています。
22年になって売電価格が倍になったため欲が出てきまして、普段外出で無人が多い仕事場の照明をそれまでの
蛍光灯40W×4本を半分に減らして、よりたくさんの売電に務めました。
結果、21年の支出削減は導入前に較べ平均約71%になり、22年は売電効果が大きく反映して導入前に較べ
同様に平均約85%になりました。
そして遂に23年4月は初めて購入代金と売電代金の逆転があって、大変感激しました。
これは僅か380円程度の逆鞘だったのですが、何しろ電気代が丸々タダになった月で本当にビックリと感激でした。
東日本大震災による原発事故で、日本中の電力事情が一変し、また日本だけでなくその信頼性において全世界中が
原発恐怖に震撼したため余儀なく再生エネルギーへの転換を進めなくてはならない状況に追込まれました。
今回の事故が示したように本当は安心出来ない原発には将来に渡り懐疑的です。
でもオール電化の主な恩恵は原発がもたらしたものでしたので、私の胸中は複雑なのも確かです。
いまはとにかく太陽光発電に限らず発電の多様化が叫ばれている時代ですが、太陽光発電が広く各家庭に浸透するにつれて
待望のグリットパリティ効果が出てきます。
その様な時代のためにもスマートグリッドの普及と発電源の多様化そして
蓄電池の低コスト高性能化に期待を寄せています。
本当にこの期に及び、ムリして太陽光発電を導入した事が自身のためだけでなく、これほど電力事情が変ってしまった今は
ホンの僅かでも社会に役立っている事を凄く痛感しているのです。
下表は当店の削減実績、当店の屋上からパネルの設置模様を手に触れてご覧頂けますので、ご興味のある方は
お気軽に太陽光発電のシステムをご覧下さい。
導入後一年間の記録。
h19年12月 電気代\16327+ガス代\17464=計\33791 h20年12月 電気代\12492-売電代\2515=差引金額\9977 前年金額\33791-本年金額\9977=節約金額\23814 発電量306 売電量133 買電量822 消費電力量995 |
平成20年12月 初めて比較データ揃う。いきなり約70%削減に驚く ←※発電量・売電・買電・消費電力の単位Kwh |
h20年1月 電気代\18198+ガス代\18700=計\36898 h21年1月 電気代\16327-売電代\2214=差引金額\14113 前年金額\36898-本年金額\14113=節約金額\22785 発電量233 売電量89 買電量901 消費電力量1045 |
平成21年1月 日照時間が極めて短い時期の比較、先月よりダウン 前年比60%削減に留まり、前月比10ポイント低下 |
h20年2月 電気代\16598+ガス代\21287=計\37885 h21年2月 電気代\13942-売電代\2435=差引金額\11507 前年金額\37885-本年金額\11507=節約金額\26378 発電量265 売電量113 買電量745 消費電力量897 |
平成21年2月 日照時間が少し伸びているせいか?先月より好転 前年比70%削減となる、前月比10ポイント増加 |
h20年3月 電気代\16375+ガス代\19582=計\35957 h21年3月 電気代\12486-売電代\3166=差引金額\9320 前年金額\35957-本年金額\9320=節約金額\26637 発電量404 売電量180 買電量743 消費電力量967 |
平成21年3月 日が長くなり売電金額が増加。 天気の良い日も多かったのかも知れない 前年比74%削減となる、前月比4ポイント増加 |
h20年4月 電気代\15899+ガス代\16686=計\32585 h21年4月 電気代\11627-売電代\4184=差引金額\7443 前年金額\32585-本年金額\7443=節約金額\25142 発電量423 売電量198 買電量645 消費電力量870 |
平成21年4月 これまで売電金額が最高記録。 条件の良い日が続き、季節も良かったのが要因 前年比77%削減となる、前月比3ポイント増加 |
h20年5月 電気代\19036+ガス代\16805=計\35841 h21年5月 電気代\12765-売電代\3186=差引金額\9579 前年金額\35841-本年金額\9579=節約金額\26262 発電量369 売電量128 買電量663 消費電力量904 |
平成21年5月 パネル温度上昇が発電効率に影響か?チョット残念 前年比73%削減となる、前月比4ポイント低下 |
h20年6月 電気代\16863+ガス代\15249=計\32112 h21年6月 電気代\10796-売電代\2410=差引金額\8386 前年金額\32112-本年金額\8386=節約金額\23726 発電量373 売電量129 買電量611 消費電力量855 |
平成21年6月 日照時間は最長なのに太陽の 角度が真上に寄る月なので、入射角が悪化。 前年比%74削減となる、前月比1ポイント好転 |
h20年7月 電気代\19926+ガス代\12855=計\32781 h21年7月 電気代\11925-売電代\2266=差引金額\9659 前年金額\32781-本年金額\9659=節約金額\23122 発電量353 売電量109 買電量654 消費電力量898 |
平成21年7月 パネル温度が高過ぎ効率悪化 やはり日照不足か、クーラーの使用が昨年比激減 前年比70%削減となる、前月比4ポイント低下 |
h20年8月 電気代\23021+ガス代\9407=計\32428 h21年8月 電気代\11405-売電代\2932=差引金額\8473 前年金額\32428-本年金額\8473=節約金額\23955 発電量376 売電量152 買電量608 消費電力量832 |
平成21年8月 今月もパネル温度が高過ぎ 太陽の入射角がやや回復、先月比でクーラー使用増 前年比74%削減となる、前月比4ポイント好転 |
h20年9月 電気代\18243+ガス代\10705=計\28948 h21年9月 電気代\11262-売電代\3948=差引金額\7314 前年金額\28948-本年金額\7314=節約金額\21634 発電量393 売電量180 買電量596 消費電力量809 |
平成21年9月 日照は彼岸で3月に近いが 気温がまだ高いので発電量400Kw超えないのか? 前年比70%削減となる、前月比4ポイント低下 |
h20年10月 電気代\15183+ガス代\9720=計\24903 h21年10月 電気代\10832-売電代\2593=差引金額\8239 前年金額\24903-本年金額\8239=節約金額\16664 発電量352 売電量169 買電量659 消費電力量842 |
平成21年10月 気候からもう少し発電してもと思うし 季節的には5月に近いと考えたりするが一概に言えない 前年比67%削減となる、前月比3ポイント低下 |
h20年11月 電気代\17492+ガス代\14241=計\31733 h21年11月 電気代\11853-売電代\2661=差引金額\9192 前年金額\31733-本年金額\9192=節約金額\22541 発電量249 売電量111 買電量711 消費電力量849 |
平成21年11月 極端な発電量の落ちは曇りの日が 多かったからだろう、昨年12月発電の方が多かった 前年比71%削減となる、前月比4ポイント好転 |
h20年12月電気代\12492-売電代\2515=差引金額\9977 h21年12月電気代\11443-売電代\4080=差引金額\7363 21年12月\4080-20年12月\2515 売電UP額\1565 |
19年12月導入前金額\33791 h21年12月電気代差引支払金額\7363 導入前\33791と比較で約78%減と削減額\26428 |
h21年1月電気代\16327-売電代\2214=差引金額\14113 h22年1月電気代\14026-売電代\6960=差引金額\7066 22年1月\6960-21年1月\2214 売電UP額\4746 |
h20年1月導入前金額\36898 h22年1月電気代差引支払金額\7066 導入前\36898と比較で約81%減と削減額\29832 |
h21年2月電気代\13942-売電代\2435=差引金額\11507 h22年2月電気代\11730-売電代\6672=差引金額\5058 22年2月\5058-21年2月\2435 売電UP額\2623 |
h20年2月導入前金額\37885 h22年2月電気代差引支払金額\5058 導入前\37885と比較で約87%減と削減額\32827 |
h21年3月 電気代\12486-売電代\3166=差引金額\9320 h22年3月 電気代\11425-売電代\5280=差引金額\6145 22年3月\5280-21年3月\3166 売電UP額\2114 |
h20年3月導入前金額\35957 h22年3月電気代差引支払金額\6145 導入前\35957と比較で約83%減と削減額\29812 |
h21年4月 電気代\11627-売電代\4184=差引金額\7443 h22年4月 電気代\11410-売電代\8112=差引金額\3298 22年4月\8112-21年4月\4184 売電UP額\3928 |
h20年4月導入前金額\32585 h22年4月電気代差引支払金額\3298 導入前\32585と比較で約90%減と削減額\29287 |
h21年5月 電気代\12765-売電代\3186=差引金額\9579 h22年5月 電気代\10427-売電代\9552=差引金額\875 22年5月\9552-21年5月\3186 売電UP額\6366 |
h20年5月導入前金額\35841 h22年5月電気代差引支払金額\875 導入前\35841と比較で約98%減と削減額\34966 |
h21年6月 電気代\10796-売電代\2410=差引金額\8386 h22年6月 電気代\9884-売電代\7008=差引金額\2876 22年6月\7008-21年6月\2410 売電UP額\4598 |
h20年6月導入前金額\32112 h22年6月電気代差引支払金額\2876 導入前\32112と比較で約91%減と削減額\29236 |
h21年7月 電気代\11925-売電代\2266=差引金額\9659 h22年7月 電気代\11582-売電代\6960=差引金額\4622 22年7月\6960-21年7月\2266 売電UP額\4694 |
h20年7月導入前金額\32781 h22年7月電気代差引支払金額\4622 導入前\32781と比較で約86%減と削減額\28159 |
h21年8月 電気代\11405-売電代\2932=差引金額\8473 h22年8月 電気代\11275-売電代\7104=差引金額\4171 22年8月\7104-21年8月\2932 売電UP額\4172 |
h20年8月導入前金額\32428 h22年8月電気代差引支払金額\4171 導入前\32428と比較で約87%減と削減額\28257 |
h21年9月 電気代\11262-売電代\3948=差引金額\7314 h22年9月 電気代\12255-売電代\8304=差引金額\3951 22年9月\8304-21年9月\3948 売電UP額\4356 |
h20年9月導入前金額\28948 h22年9月電気代差引支払金額\3951 導入前\28948と比較で約86%減と削減額\24997 |
h21年10月 電気代\10832-売電代\2593=差引金額\8239 h22年10月 電気代\11039-売電代\5952=差引金額\5087 22年10月\5952-21年10月\2593 売電UP額\3359 |
h20年10月導入前金額\24903 h22年10月電気代差引支払金額\5087 導入前\24903と比較で約80%減と削減額\19816 |
h21年11月 電気代\11853-売電代\2661=差引金額\9192 h22年11月 電気代\12332-売電代\5328=差引金額\7004 22年11月\5328-21年10月\2661 売電UP額\2667 |
h20年11月導入前金額\31733 h22年11月電気代差引支払金額\7004 導入前\31733と比較で約78%減と削減額\24729 |