古くなって傷んだ窓の取替の方法は
取替前の建具の種類により変わります。
外壁がどのような状態になっているか?が問題になります。 アルミサッシの取替の場合には漏水対策が一番要になります。
暑い日が続いています。網戸にして寝たいのですが防犯上心配なので通風性のある雨戸の詳細を教えてください。
可動ルーバータイプの雨戸と固定ガラリタイプの雨戸があります。
共に雨戸がガラリ形状の為、雨戸を閉めたままでも通気します。
夏場は換気機能が有り難いのですが、冬は外気を遮断しないのでガラス面が冷やされ断熱性が悪くなります。
可動ルーバータイプだと夏は換気に冬は閉鎖して断熱対策に利用することができます。
通常引違いの網戸は窓の巾の半分だけの開口になるので雨戸も1枚だけ可動ルーバーにすれば、
外観からの意匠の問題は残りますが換気の機能は果たせます。
更に電動のシャッター雨戸の場合も閉めた状態でスラットに隙間のあるタイプも各社から提供されており、
こちらも開閉がスイッチにタッチするだけですし、防犯性もしっかり確保されていると考えています。
台風対策や防犯対策に雨戸を取り付けしたいのですがどのような種類を選べばいいですか? 取り付けは簡単にできるのですか?
雨戸の種類にはいろいろなものがあります。
通常の雨戸戸板のタイプ・シャッター式のタイプ・横引きアコーデオン型のタイプ・両開き型タイプなどがあり、
最近は窓シャッター式が主流です。
横引きアコーデオン型のタイプ・両開き型タイプは現在利用されていない状態で、
製造メーカーも希薄で最近は商品が存在するかも調べていない状態で、
特に横引きアコーデオン型のタイプに修理不可能な故障率が高く発生しています。
通常は雨戸戸板のタイプの設置されているのが多いのですが、出荷比率では窓シャッター式が急増しています。
雨戸戸板のタイプの場合には雨戸の戸板も種類があり、断熱タイプの雨戸や通風性のあるガラリタイプなどもあります。
設置の場合に開口寸法により650mm~1050mm程度の戸袋スペースが必要となります。雨戸枠はアルミ製が殆どです。
窓シャッター式は手動・電動タイプがあります。従来品にくらべ動作音は相当に静かになっています。
又、電動タイプも価格が手ごろになり煩わしさから解放される電動タイプの要望が増加しています。
シャッター本体部分は鋼板タイプとアルミタイプがあります。いずれも上部にシャッターケースのスペースが必要となります。
電動アルミタイプの場合はシャッターを閉じた状態で少しの採光を確保できるものもあります。
雨戸・シャッターともに取り付け方法は壁付けタイプがあり既存の壁の上に取り付けするタイプがあり、お手軽に設置ができます。
通常のものの他に強風対策品や防犯対策品などもあります。
サッシを閉めても隅の部分に隙間があるのですが、取替無ければ治りませんか?
状況により違いますが、通常1~3mm程度の隙間なら建て付け調整で治るはずです。(メンテナンスQ&Aを参考)
既にいっぱい調整されている場合には不可能となり取替を検討してください。
建て付けが悪いとサッシの性能が発揮されず、冷暖房効率も低下してランニングコスト高となります。
又、遮音や気密・水密などが悪く建物の為にも良い環境ではありません。
建て付け不良の要因も検討する必要があり、消耗品の摩耗などの場合は部品交換で治る場合もありますが、大半は躯体部分に問題が発生しています。
水平・垂直の狂いが生じた結果建て付けが悪くなっています。
勝手口ドアを網戸付のドアに取替を検討していますが、ドアの扉だけの取替はできますか?
基本的には取替可能です。玄関ドアの扉だけの取替より容易にできます。
既存のドアのメーカーが存在していれば、扉だけ取替専用のものを発売しています。
既存のメーカーと異なる場合でも、勝手口ドアの場合は、扉の厚みが30mmが大半で殆どの場合は扉厚が合います。
又ドア重量が軽いので、丁番は2枚吊りとなり、ドアロックの位置もセンターにあるものが殆どです。
丁番は100mmタイプや102mmタイプがあり注意が必要です。
ご自分で取替ることも可能ですが、丁番のビスビッチおよび巾が異なると、まず一般の方では取り付けが不可能です。
技術的に信頼のおける専門店にご相談ください。
玄関の扉だけの取替と同じく気密材との隙間の問題は発生しますので注意が必要です。
詳しくはお問い合わせください。
尚、最近のドアは2ロックが当たり前なのですが、殆どは1ロック仕様となる為。補助錠が必要となります。
また補助錠はできるだけ外部シリンダは特殊なキーを使ったもので内部はサムターンの取り外し可能なもの設置を強くお薦めします。
玄関ドアや玄関引戸取替の方法や選択方法はどうすれば良いでしょう。
玄関ドアの取替工事はドア部分だけ取替るのか、玄関廻りをリフォームするのかにより工事方法も別れるところです。外壁や床部分を改修しないのならやはり「カット工法」による取替がお薦めです。 玄関廻りを改修する場合は、玄関廻りを解体して工事を行う方法も良い選択となります。 玄関ドアを選ぶのには、
玄関引戸の場合も同様に選定しますが、最近は少し背が高くてオシャレなものや3枚引きの扉開口の広いものもあります。 いずれもじっくりと選択されるのが一番です。
勝手口に網戸を着けたいのですが、ホームセンターで販売されているものでも使えますか
もちろん使えます。勝手口の網戸もいろいろに種類が販売されています。
低価格品もありますが、少し強う風が吹けば下枠の部分に隙間が発生するような粗悪品もあります。
構造を確認してから購入してください。サッシメーカーからも発売されています。
サッシメーカー製品はプリーツ網戸となっていて横ワイャーが設置されています。
後から取り付けね場合は、ドアチェックなどの付属金物に注意が必要です。
いろいろなタイプがありますが、普通の網戸と比較して耐用年数は比較的短い。
網戸付の勝手口ドアならのドア本体に網戸が組み込まれているので耐用年数は永くなります。
勝手口は玄関ドアと違い、ドア本体だけの取替が比較的に替えやすく、又サッシメーカーも取替専用のドアを製品化しているので、お得な場合が多い。
一般木造住宅の窓を取替たい場合はどのような方法で取替できますか?
一般の木造住宅の場合での取替には、カバー工法・引き抜き工法・引き抜きカバー工法の何れかを採用するのが殆どです。
カバー工法は、既存枠を残したまま既存の枠の上に新しいサッシを取り付けて、外部側・内部側ともに専用のカバー材で包んでしまいます。
長所は半日位で取替でき、粉塵などの発生が少ない。
短所は開口部が小さくなり内部側は違和感が出来る。(Q&Aカバー工法を参考)
引き抜き工法は、最も多く採用されている工法で、
既存の枠の廻りの外壁材をハツリとって、既存のサッシを撤去後に新設のサッシを取付け、外壁を補修する方法。
長所は開口部は既存のままの寸法を確保することができ、内外部ともに違和感なく仕上がる。
短所はモルタル補修・塗装など多くの行程が必要で工事期間が長い、部分補修の為補修跡が発生する場合が多いなど。
引き抜きカバー工法は、既存の外壁をカットして(カット工法)既存枠を撤去後に新設のサッシを取付け、外部側を専用材で処理を行う。
取替専用工法の為違和感なく仕上がる。
長所は開口部は既存のままの寸法を確保することができ、1日で工事が完了でき高品質な仕上がりが期待できる。
短所は専用部材を使用する為取り扱い店やが極端に少なく、高度な作業ななる為専門工も少ない。(Q&Aカバー工法を参考)
一般住宅用の窓を手軽に取替できるカバー工法を詳しく知りたい。
住宅用サッシのカバー工法は、在来工法・2x4工法など木造住宅への窓の取替を対象にしています。
プレハブ構造・鉄骨構造・RC構造の建物躯体には対応していません。(RC・鉄骨のカバー工法を参考)浴室の窓へもご使用できません。
既存の窓の種類や納まりタイプによっても対応ができません。
対応不能な窓は、外付けタイプの窓全般、雨戸付サッシや面格子付サッシなどの一体枠形式の窓全般、
一部の上げ下げ窓やルーバー窓など既存の枠形状により対応不可能なタイプが多く存在します。確認の上お問い合わせください。
カバー工法で不可能な場合はカット工法のご利用をお薦めします。
玄関の扉が傷んできたので扉だけを取り替えたいのですが?
数多いお問い合わせになります。
基本的には取替が可能なのですがかなり難易度が高くなります。
玄関ドアや勝手口ドアなどは本来、その扉用に枠と扉がセットになっています関係上、
多数の問題点がありますが全てクリア出来れば取替ることも可能です。
■扉だけを取り替える為の問題点
以上の条件を全て満たせは扉だけの取替は可能です。
但し枠側付属の気密ゴムが永年の利用で、既存のドアに合わせて変形している場合が多く、扉だけ取り替えた場合に水密が悪くなる場合もあります。
■現状 ノンクレームにてドアサイズ・丁番位置・ロック位置などを合わせて製作する場合もありますが、できるだけ避けるようにしています。
本来はやはり枠と扉はセットされて高機能が発揮されます。