冬になると窓ガラスに結露が発生して、大変困っています。
どうすれば結露が無くなるのでしょうか?
冬になれば多くの方が不快に感じる窓ガラスの結露ですね。
窓ガラスを高断熱のペアガラスか真空ガラスに取り替えるのが最善策ですが、
ペアガラス製品でもエコガラス認定三つ星のマークがついている高断熱製品をお奨めします。
真空ガラス スペーシアにつきましては当店ページに実に多くの情報を掲載していますのでご覧下さい。
また、巷ではフィルムタイプの結露防止材や塗布タイプ結露防止剤も存在しているようですが、いずれも効果を期待するには難があります。
ペアガラスでも初期に販売されていた、或いは現在でも普通のガラスをペアリングしたタイプは、そこそこの結露抑制効果はありますが、
スペーシアや高断熱ペアガラスに較べ格段の性能差があります。
もう一つの手段としまして既存窓の内側に樹脂サッシを取り付けるのも効果があります。
この場合セットするガラスの構成によっては、結露抑制効果が一番高くなる事が期待できます。
しかし、窓を開けるのに二度手間、取り付け後の窓の意匠が変わる等がありますが、コスト的にも少し費用がかさみます。
当店では防音ページに樹脂サッシの取り付け例が数多く紹介してあります。
樹脂サッシにスペーシアをセットするのが結露防止にもベストの組み合わせだと存じます。
型が押されてる窪みに汚れ(白いもの)が入り込んで付いてしまっているようです。
洗剤を付けてこすったり、シンナーを付けてこすったりはしてみたのですが、乾けばやはり白くなってしまいます。
もし、汚れを取る方法がありましたらぜひ教えてください。
磨き砂で洗うしか方法はありません。
昔の比較的、荒いタイプの磨き砂が効果あると思います。
型ガラスの型面とスリガラスのスリ面に入り込んだ汚れが落ちるはずですが付着物によっては落ちない場合もあります。
但し、キズが付きますので透明ガラス・型ガラス・スリガラスの平滑な面には使用しないで下さい。
また金属磨きのような粒子の細かい物で油成分の添加されている磨き砂でこすれば余計に付着する恐れがありますのでご注意下さい。
あくまでも水性の磨き砂を使用し、水で洗い流せる様なタイプをお奨めします。
そういえば磨き砂は最近、販売しているのを見なくなりました。
クレンザーよりももっと粒子の粗いザラザラした感じの物ですが、代用品が思い浮かびません。
ホームセンターで売っているインスタントセメントのセメント分を洗い流して、残った粒子(珪砂が配合されているはずです)が使えるかも知れませんね。
布ではなく腰の強い歯ブラシのような物で中性洗剤と磨き砂でガラスの型面の汚れを落として下さい。
粒子の粗い砂で余り激しく擦りますと型ガラス表面にキズがつく恐れがありますので、キズに注意しながらになります。
サッシ窓の場合は障子にガラスが入ったままで洗えますが、木製建具の場合は水を掛けると木地に悪影響が発生する場合もあります。
高圧噴射洗浄も効果が期待でき使えますが、型ガラスは比較的に薄板が多いですので障子から取り外さずに洗浄すると噴射圧力で割れてしまう可能性もあります。
そのため取り外して洗浄した方がいいでしょうが、取り外しても洗浄面の裏側にしっかりした板を密着させるとか、型ガラスが割れない工夫が必要です。
この様な事を考えますと一般家庭では難しい方法となりますね。
スチーム洗浄も使えるかもと思いつきましたが、スチームの温度が高い場合は、やはりガラスに熱割れを招く恐れが高くお奨めはできません。
結果、家庭で型ガラスの汚れを落とすには磨き砂が最も手軽で効果的だと思います。
この方法でダメでしたら、他に方法を存じませんのでご容赦の程。
ガラスの切り方を知りたいのですが、誰にでも簡単に切れますか?
ガラスの種類にもよりますが、2ミリ~5ミリ厚の板ガラスなら比較的、簡単に切る事ができると思います。
ガラス切りの道具はホームセンターに行けば販売しています。ご注意いただくことは必ずホイールタイプのガラスカッターを求めて下さい。
ダイヤモンドのガラスカッターは初めての方には扱いが難しいので失敗が多くなります。
ホイールタイプのガラスカッターですと女性にもガラスの切断が可能だと思います。
また、趣味として女性に多いステンドガラスの製作にはガラスの切断が必須ですが、
板ガラスの直線切りはステンドガラスの様に曲線切りではありませんので、もっと簡単です。
ガラスの切断面は鋭利ですので、ケガしないように取り扱いには細心の注意を必要とします。
切り方は単純でいたって簡単、厚さ6ミリ幅70ミリ程度で長さはガラスの切る寸法よりも長い定規を用意します。
手袋を履いて定規にガラスカッターをスライドさせてガラス表面に切り筋を入れるだけです。(この切り筋の事を"にゅう"と呼びます。)
切り筋を入れた裏からガラスカッターの鉄部分でコンコンと軽く叩くとガラスにヒビが入りますのでそのヒビの部分を折れば良い訳です。
切り筋のガラスの裏に定規を敷いて、定規を中心にガラスの両端を上から押さえつけても簡単に切れます。
(この方法では切り筋の裏から叩いてヒビを入れないで下さい。)
切断する材料は透明ガラス・スリガラス・型ガラス等で、必ず平滑面に切り筋を入れて下さい。ザラザラした面から切ると失敗します。
また、切れないガラスには強化ガラスやペアガラス等その他特殊ガラスがあり、切断不可です。
網入りガラスや6ミリ以上の厚板ガラス及び、合わせガラスの切断は初めての方には不向きですので不用意に切断しない方がよいでしょう。
あと余談ですが、真空ガラス・スペーシアは真空を保持しての切断は絶対にできません。
曇りガラスやスリガラスと型ガラスの違いを知りたいのですが?
お客様が不透明ガラスを表現される場合、圧倒的に多く誤認されているケースがあります。
当店へのお問い合わせの際、お客様がスリガラスやくもりガラスと語られるその殆どの場合は型ガラスです。
スリガラスは白い感じの不透明ガラスで、特長として光を良く拡散するので明るく感じます。
また水に濡れると若干ですが透明ぽくなります事と、やや汚れに弱く特に油汚れを落とすのは困難です。
サンドブラストによるボカシ(グラデーション)加工もスリガラスの一種になります。
そしてくもりガラスというガラスの種類は板ガラスの製品には無いものです。
通常、住宅用に使用されている不透明ガラスは型ガラスが圧倒的に多いのですが、古いものだと柄もたくさんあります。
しかし、現在では流通している型ガラスは地味な柄の一種類だけだとお考え下さい。
要点としまして、不透明ガラスには型ガラスとスリガラスがあると言うことです。
そしてザラザラした側に水を掛けて透明ぽくなればスリガラス、変化がなければ型ガラスとお考え下さい。
また関連情報は当サイトメニューのガラス製品から型ガラスやスリガラス説明があります。